東北楽天がドラフト2位で指名した環太平洋大の徳山一翔投手が、明治神宮大会の舞台で好投を見せた。試合2日前から発熱をしていたという状態だった。
好リリーフ
左から力強いストレートを投げる徳山一翔投手は、ドラフト会議前はドラフト指名待ちの状態で内定をもらっていた社会人チームから、ドラフト上位ならばプロ入りOKの順位縛りがあった。東北楽天はドラフト2位で指名をし入団に支障はない。
その徳山投手がこの日の明治神宮大会・名城大戦で5回から3番手として登板する。3−0とリードした場面で4回を投げて3安打5奪三振無失点の好投で、勝利に大きく貢献した。
6回には2ベースヒットと2つの死球で2アウト満塁のピンチを背負った。しかし、自慢のストレートで押す投球をすると、最後は140キロのストレートでバットを折ってファーストゴロに抑えた。この日のストレートは最速146キロで、「直球は指にかかっていた。ある程度ばらけたことで打者も絞りづらかったと思う」と話した。
状態は万全ではなかった。2日前から発熱をしていたといい、この日は先発の予定だったが、それを回避した。リリーフで登板し「応援の力もあって、力を出すことができた」と感謝の投球だった。
次は早稲田大学との対戦となる。同じく東北楽天からドラフト5位で指名された吉納翼選手との対戦となるが、8月にオープン戦で対戦した時は四球と二塁打だったという。プロでは対戦する事が少なくなりそうで、今の時点でリベンジを果たしてプロではチームメイトとなりたい。
2024年ドラフト会議指名選手一覧
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