茨城県常陸大宮市の市政施行20周年記念のイベントとして行われた早稲田大と明治大の全早明戦が行われ、早稲田大の5番センターで出場した吉納翼選手が6回にホームランを放った。
「おそらくあの打席が最後になると思った」
5番センターで出場した吉納翼選手は6回、1アウトの場面で打席に立つと、3ボールからの高めのストレートを思い切り振りぬき、打球はライト芝生席に飛び込むホームランを放った。「恐らくあの打席が最後になると思った。最後に振り切って終わりたいという気持ちがあった。しっかり結果として出てよかった」と話した。
吉納選手は「リーグ戦の1打席目は三振から始まって、最後くらいは良い形に」と話す。1年春にリーグ戦に出場した初打席では三振だった。あれから4年間でリーグを代表するスラッガーとなり、ドラフト会議で東北楽天に5位で指名された。
この日は明治大との対戦ということで、楽天でチームメイトになる宗山塁選手が相手チームにいたが、宗山選手は午前中の野球教室に参加したものの、ラグビー早明戦を観戦するために午後の試合には出場せず、吉納は「出ると思っていたので、じゃあねと言われたので、えっ?という感じ」と笑う。そして、「今度はしっかり2人で頑張りたい」と話した。
プロでは宗山選手、吉納選手の共闘が見られる。非常に楽しみにしている。
2024年ドラフト会議指名選手一覧
2024年のドラフト会議は10月24日に行われ、支配下ドラフトが69人、育成ドラフト54人の合計123人が指名されました。
早大・吉納 大学ラスト弾「結果として出てよかった」明大・宗山と楽天での共闘誓う - スポニチ Sponichi Annex 野球
楽天からドラフト5位指名された早大・吉納翼外野手(4年)が、大学野球への「サヨナラアーチ」で有終の美を飾った。
野球も早明戦…楽天ドラ5外野手が「WASEDA」ユニホームにお別れ有終ソロ 仲間になる明大ライバルにもエール - スポーツ報知
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