大学生遊撃手として城西大の松川玲央選手が、打撃センスと俊足で注目されている。
首都リーグ1部
松川玲央選手は183cm78kgの大型遊撃手で、城西大では2年秋から首都リーグ1部でプレーし、通算成績は打率.350、2本塁打、17打点、24盗塁となっている。足については昨年の侍ジャパン大学代表候補強化合宿において、50mの計測で5秒88を記録して、参加選手の中でナンバーワンだった。
今年は主将として城西大を引っ張るが、「リーグ戦で打率を4割にできれば、打点も増えてくる。2桁盗塁すればチームの得点力も上がって優勝できる」と話し、自らのバットや足で優勝に導く事を誓う。
大型で俊足の遊撃手としてプロも注目する。オリックスの小林スカウトは、「足があって長打力もある。楽しみなショートとして見ていきたい」と話す。昨年は宗山塁選手や浦田俊輔選手、山縣秀選手、庄子雄大選手といった遊撃手が注目されたが、今年の大学生内野手は立石正広選手や谷端将伍選手、松下歩叶選手といった三塁手に注目選手が多く、遊撃手の候補としては同じく首都リーグの東海大・大塚瑠晏選手や、東洋大で高校時代から注目されている宮下朝陽選手がいるが、やや候補選手が少ない。
プロ側は遊撃手は常に探し求めているポジションで、松川選手は今年1年を非常に注目されながらプレーすることになりそうだ。しっかりと確実に打撃で成績を残してゆけば、ドラフト会議では2位前後の高い所で指名されるのではないかと思う。

2025年ドラフト候補一覧
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