東大・渡辺向輝投手がプロ志望届を提出、希少価値あるアンダーハンド投手の指名に注目

2025年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース

大学生のプロ志望届では、東京大のサブマリン右腕・渡辺向輝投手が新たに公示された。父は元千葉ロッテマリーンズでWBC日本代表としても活躍した渡辺俊介氏で、偉大な父と同じ下手投げでプロの世界に挑む。

スポンサーリンク

父と同じサブマリン投法、プロでも希少な存在

渡辺向輝投手は、父・俊介氏と同じく、地面すれすれからボールを放つサブマリン投法の使い手。プロ野球界でも希少な存在であり、その独特な投球フォームは大きな魅力だ。今春には大学日本代表の選考合宿にも参加するなど、その実力は高く評価されている。

進学校の海城高校から東大に入学すると、東京六大学リーグでは2年の春にデビューし、3年秋には法政大戦で9回9安打2奪三振で7四死球も、2失点と粘りの投球を見せ、9回裏にチームがサヨナラで勝利、東京六大学で東大が勝利する快挙に貢献した。

そして今春は1戦目の先発を任されると、各大学のエースとの投げ合いに0勝5敗だったものの、明治大戦では9回を完投して2失点、立教大戦では8回まで1失点に抑える好投を見せていた。東京六大学リーグ通算21試合に登板し1勝9敗、防御率4.34。4完投を記録するなど、東大のエースとしてチームを牽引している。

東大から7人目のプロ野球選手なるか

渡辺投手がドラフトで指名されれば、2017年に北海道日本ハムファイターズから7位指名を受けた宮台康平投手以来、7人目の東大出身プロ野球選手となる。父も歩んだプロの世界へ、下からの浮き上がる速球でその扉を開くことができるか。まずは秋に素晴らしい投球を見せて、運命の10月23日を迎えたい。

渡辺 向輝(わたなべ こうき) プロフィール

  • 所属:東京大学(4年)
  • ポジション:投手
  • 投打:右投
  • 経歴:海城高
  • 主な特徴や実績:元ロッテのサブマリン・渡辺俊介氏を父に持つ下手投げ右腕。東大のエースとしてリーグ戦通算4完投を記録。今春の大学日本代表選考合宿に参加。
2025年大学生プロ志望届提出選手一覧
2025年の大学生プロ志望届を提出した選手の特徴を簡単に紹介します。9月10日に3名が掲載され、合計24人になりました。
2025年度-大学生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-東京六大学リーグのドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
東大の渡辺向輝がプロ志望届 父は“サブマリン”ロッテ渡辺俊介氏 大学で提出者は24人に - アマ野球 : 日刊スポーツ
全日本大学野球連盟と日本高野連が10日、プロ志望届提出者のリストを更新した。大学では父である元ロッテ渡辺俊介氏と同じくサブマリンの東大の渡辺向輝投手(4年=海… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
東大のサブマリン・渡辺向輝がプロ志望届を提出 父は元ロッテで同じサブマリンの渡辺俊介氏 - スポニチ Sponichi Annex 野球
東大野球部の渡辺向輝投手が10日、今秋ドラフトへ向けたプロ志望届を提出した。全日本大学野球連盟のウェブサイトで公表された。
東大のサブマリン、渡辺向輝がプロ志望届 父は元ロッテ・渡辺俊介さん、今春の大学日本代表選考合宿にも参加:中日スポーツ・東京中日スポーツ
全日本大学野球連盟は10日、公式ホームページ上で公開しているプロ志望届提出者の一覧を更新し、父がロッテでプレーした渡辺俊介さんで、今春...
東大・渡辺向輝がプロ志望届提出 父は元ロッテ投手の俊介氏 希少性あるサブマリン - スポーツ報知
全日本大学野球連盟は10日、ホームページのプロ志望届提出者のリストを更新。東京六大学野球リーグ・東大のサブマリン、渡辺向輝投手らが新たに加わり、計24人になった。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント