天理大の変則右腕・長尾渉佑投手、リリーフで2回無失点「中継ぎが向いている」とプロへアピール

2025年ドラフトニュース大学野球ドラフトニュース

阪神大学野球秋季リーグ、開幕6連勝と単独首位を走る天理大では、プロ志望届を提出した横手投げ右腕の長尾渉佑(じょう)投手(4年=岡山商大付)が登板し、、リリーフで2回を無失点に抑える好投を見せた。今秋から本格的に取り組む中継ぎの役割に手応えを感じており、ドラフトへ向けてアピールを続けている。

スポンサーリンク

「中継ぎが向いている」新境地でアピール

春は主に先発を任されていた変則右腕が、秋はブルペンでチームを支えている。今季4試合目のリリーフ登板となった長尾渉佑投手は、6回からマウンドへ。満塁のピンチを招く場面もあったが、要所を締めて2イニングを無失点に切り抜けた。

満塁の場面については「無失点ではあったけど、連打で走者を貯めていい流れをもってくることができなかった。反省です」と課題を口にしたが、新たな役割には手応えを感じている。「秋は中継ぎが多くなっているので短いイニングで思い切って投げられるかが課題。投げ方的にも中継ぎは向いているのかなと思う」と、自身の投球スタイルとの相性の良さを分析した。

開幕6連勝のチームを支える

天理大学は開幕から無傷の6連勝で、単独首位を快走している。その強力なチームを、長尾投手はブルペンから支える。「ここからの厳しい戦いの中でも自分の投球をし、優勝に貢献できるようにしたいです」と、リーグ優勝への貢献を誓った。

3年春には最優秀投手賞を受賞した実績を持つ右腕で、右サイドから147キロの速球と変化球を武器にする。プロでの需要を満たすには球速ももう少し欲しい所はあるが、それはプロ入り後に努力によって手にすることもできる。貴重なタイプの投手ということで、プロ側はどのような評価をするのかが注目される。

最後の秋、その特徴を十分にアピールする役割で輝きを放つ。

長尾 渉佑 プロフィール

  • 氏名:長尾 渉佑(ながお じょう)
  • 所属:天理大学 4年
  • 出身:岡山商科大学附属高校
  • ポジション:投手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:177cm・77kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト候補。独特なフォームの横手投げ右腕。今秋はリリーフに転向し、チームの開幕6連勝に貢献。3年春に最優秀投手賞を受賞。
2025年度-大学生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【大学野球】天理大開幕6連勝「中継ぎが向いているのかな」志望届提出の長尾は2回零封 - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神大学野球の秋季リーグ第3節2回戦が21日に行われ、天理大が開幕6連勝として単独首位を守った。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント