今秋ドラフトの超目玉、創価大の立石正広内野手(21)が2日、巨人と東北楽天の2球団と面談を行った。将来的なメジャー挑戦の意向を持つ岡本和真選手の後継者候補として、巨人は「競合しても獲りに行く価値のある選手」と最大級の評価。争奪戦は必至の状況だ。
ポスト岡本へ、巨人スカウトが惚れ込む「大学No.1」
主砲・岡本和真選手がメジャー挑戦の希望を公言している巨人にとって、右の長距離砲の確保は最重要課題の一つ。その中で白羽の矢を立てているのが、大学No.1スラッガーの呼び声高い立石正広選手だ。2日には担当の大場スカウトが面談を行い、賛辞を惜しまなかった。
巨人・大場スカウト:「価値のある選手で間違いない。走攻守三拍子そろっていて、大学No.1。右の長距離砲はどこの球団も欲しい。今年からセカンドを守っているが、スローイングも安定しているからサードでもプレーできる。将来的には岡本和真、鈴木誠也のような選手になるんじゃないかな」
大学通算15本塁打のパンチ力に加え、素晴らしい強肩で一塁から遠い距離のポジションでも魅力がある。侍ジャパン大学代表では打撃では精彩を欠いたものの、二塁手として素晴らしい併殺プレーを見せていた。またそれだけでなく大学でもトップクラスの俊足の持ち主で、三拍子揃った世代最強スラッガーの獲得へ、競合覚悟で入札する可能性が極めて高くなった。
憧れは巨人の長野選手
立石選手も巨人は幼い頃から見てきた憧れの球団の一つだ。地元の山口から上京した際には東京ドームでグッズを購入しており、特に長野久義選手に憧れていたという。「小さい頃は長野選手が打ち取られると、悔しかったし、打ったときはかっこよかった」と、少年時代を笑顔で振り返った。
既に10球団以上が面談
この立石選手には、この日の巨人、東北楽天も含めて既に10球団以上が面談を済ませており、今年のドラフト会議で争奪戦、1位指名競合は必至の状況、どの球団も右の大砲、そして強打の三塁手の獲得目指しており、さらに二塁手や遊撃手としての可能性もみながら、ドラフト会議ではどのくらいが1位指名をしてくるかに注目が集まる。
立石 正広 プロフィール
- 氏名:立石 正広(たていし まさひろ)
- 所属:創価大学 4年
- 出身:高川学園高校
- ポジション:内野手
- 投打:右投右打
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位候補。走攻守三拍子そろったアマチュアNo.1内野手。大学通算15本塁打。巨人の長野選手に憧れていた。

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