東京六大学野球の秋季フレッシュトーナメントが3日に開幕し、5日の東大戦で明治大学の1年生右腕・三田村悠吾(るい)投手(1年=千葉黎明)が圧巻の神宮デビューを飾った。9回に無死満塁の絶体絶命のピンチで登板すると、後続を三者連続三振に斬って取る快投。最速152キロを計測した剛腕が、早くも来季以降の活躍を予感させた。
無死満塁から圧巻の3者連続三振
まさに圧巻の火消しだった。1-1の同点で迎えた9回、マウンドに上がった三田村悠吾投手は、二塁打と失策などでいきなり無死満塁の大ピンチを背負った。しかし、ここから1年生右腕がギアを上げる。
「ここは抑えるしかないと思って気持ちを込めました」と、すべて140キロ後半の威力あるストレートで押しまくり、後続の打者を三者連続の空振り三振に。この日最速となる152キロも計測し、絶体絶命のピンチを0点で切り抜けた。試合は1-1の引き分けに終わったが、強烈なインパクトを残した。
イチロー氏も指導、父がガーナ人の素材型
夏のオープン戦ではすでに153キロをマークするなど、そのポテンシャルは折り紙付き。父がガーナ人という恵まれた身体能力を持つ素材型の右腕だ。東大OBからも「新人戦で150キロ投げられたら打てないよ」と驚きの声が上がった。
変化球の精度など、まだまだ課題は多いが、それ以上に伸びしろは十分。「先輩たちが優勝してかっこよかった。僕たちも優勝したいんで」と、決勝の慶大戦へ向けて意気込む。リーグ戦で活躍する日もそう遠くはなさそうだ。
三田村 悠吾 プロフィール
- 氏名:三田村 悠吾(みたむら ゆうご)
- 所属:明治大学 1年
- 出身:千葉黎明高校
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 主な特徴や実績:2028年ドラフト候補。最速153キロ。神宮デビューとなったフレッシュトーナメントの東大戦で、9回無死満塁のピンチを3者連続三振で切り抜ける圧巻の投球を見せた。父がガーナ人。
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明大・三田村悠吾 152キロでピンチしのいだ!無死満塁から三者連続三振、1位通過決める - スポニチ Sponichi Annex 野球
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