関甲新学生野球連盟の強豪・上武大学が群馬県伊勢崎市内のグラウンドで始動した。今秋のドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕・木口永翔投手(3年・筑陽学園)と、最速154キロ右腕・高山侑大投手(3年・倉敷工)の“150キロ超えコンビ”が揃って「プロ一本」の進路を明言。2013年以来となる「大学日本一」を置き土産に、プロの世界へ飛び込む覚悟を示した。
木口永翔「プロ一本」、回転数2700の直球で155キロ狙う
昨年末の侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加した木口永翔投手は、「プロ一本でいきます(スポニチ)。」と迷いなく宣言した。最大の武器は、NPB平均を大きく上回る回転数2700を誇る伸びる直球だ。
今季の目標には「大学4年生のうちに155キロは超えたい(デイリースポーツ)。」と球速の大台突破を掲げる。「エースとして勝利に貢献できるよう、自覚と責任をもってやりたい。憧れられる投手になりたい(サンケイスポーツ)。」と、精神的支柱としての自覚も十分だ。
昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿では、おそらく納得はできていない投球だったのではないかと思うが、大学生右腕のドラフト上位候補として注目される。
高山侑大はダルビッシュ目標、監督「160キロいける」
もう一人の剛腕、高山侑大投手も「一角として戦力になりたい。ダルビッシュさんのように絶対的な信頼を得られるようになりたい(サンケイスポーツ)。」と、メジャーリーガーを理想像に挙げてプロ入りを誓った。
谷口英規監督の期待も大きい。「高山は160キロにいけるだろうし、木口とやってくれると思う(サンケイスポーツ)。」と、潜在能力の高さを絶賛する。
太い下半身があり、土台の強さは屈指でコンパクトで無駄のないフォームから150キロのたまを繰り出す。タイプ的にリリーフで全力で150キロ後半から160キロを、という感じだが、色々な可能性を見てみたい投手だ。
新主将・伊藤、俊足・河田らタレント揃い、「日本一」へ
今年も上武大はドラフト候補目白押しだ。147キロを投げる左の好投手、芳野大輝投手(3年・浦和学院)もおり、木口、高山投手と共にプロ注目投手だ。
また、野手陣もタレントが揃う。新主将に就任した伊藤颯希外野手(3年・県岐阜商)は「日本一のキャプテンになるために、首位打者をとれるようにリーダーシップをとっていきたい。個人的には大きな大会で本塁打5本(サンケイスポーツ)。」と意気込みを示した。186cm96kgの体から、高校通算20本塁打の長打力に、50m6.0秒の足もある選手で注目される。
また、50m5秒9の俊足・河田盛児内野手(3年・三田松聖)も盗塁王を目指し、後輩の菰田朝陽選手、岡村シルバー魁人選手とリードオフマンとして試合をかき回す。
投打のドラフト候補たちが結束し、13年ぶりの大学日本一へ突き進む。
木口永翔 プロフィール
- 氏名: 木口 永翔(きぐち・えいと)
- 所属: 上武大学(3年)
- 出身: 福岡県(筑陽学園高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 183cm、86kg
- 主な特徴や実績: 最速151キロ、回転数2700超の直球が武器。1年秋にMVP受賞。侍ジャパン大学代表候補。目標は155キロ。
高山侑大 プロフィール
- 氏名: 高山 侑大(たかやま・ゆうだい)
- 所属: 上武大学(3年)
- 出身: 岡山県(倉敷工業高校卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 180cm、84kg
- 主な特徴や実績: 最速154キロの剛速球を誇るパワーピッチャー。谷口監督から「160キロいける」と評されるポテンシャルの持ち主。















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