4月11日の東京六大学野球春季リーグ開幕を控え、慶応大の最速153キロ右腕、広池浩成投手(4年=慶応高)を巡り、日米のスカウト戦線が急激に熱を帯びている。今秋のドラフト候補として注目される剛腕に対し、すでにMLBの6球団が視察に訪れていることが判明。3月30日に行われた亜細亜大とのオープン戦では、ニューヨーク・ヤンキースが異例の5人態勢でネット裏に陣取るなど、そのポテンシャルは海を越えて高く評価されている。
ヤンキースが5人態勢視察「興味を持っていただけているのは、すごくうれしい」
広池浩成投手が登板した3月30日の亜細亜大とのオープン戦、慶大グラウンドのネット裏にはNPB球団のスカウトのみならず、メジャー各球団のスカウトが熱視線を送り、なかでもヤンキースは編成幹部を含む5人という手厚い布陣で広池投手の投球を細部までチェックした。
150キロを超える威力あるストレートと、強打者を翻弄する身体能力の高さ、そしてSNSによる自身の練習の発信などもあり、その情報は既に海を渡っている。広池投手は「興味を持っていただけているのは、すごくうれしいと思っています。今はフラットに、野球のレベルアップが第一です(スポーツ報知)。」と話す。
父は元プロで現西武本部長、慶應で投げ続ける
相次ぐメジャー球団の視察にも、本人は至って冷静だ。浮足立つことなく、自らの課題である制球の安定と変化球の精度向上に取り組んでいる。広池投手は慶応中等部から慶応高を経て慶応義塾大へ進学。父である広池浩司氏は、現役時代に広島などで活躍し、現在は西武の球団本部長という重職を務めるエリートだ。野球でも経営でも父の背中を追い、プロの世界を身近に感じて育った広池投手にとって、その視線は常に高いものになる。
これまでのリーグ戦通算成績は17試合に登板し、2勝2敗、防御率3.58。数字上はまだ圧倒的な結果を残しているわけではないが、その身体能力の高さと、マウンドでの躍動感は非常に目を引く。今春、本格的に先発としての期待がかかるなか、その投球で証明する時が迫っている。
リーグ優勝とその先の道
広池投手の目標は明確だ。まずは自らの右腕で慶應大をリーグ優勝へと導くこと。そして、その先にある秋のドラフト会議で指名を受けることだ。153キロというスピードの評価は既にされており、あとは試合でどのような投球をするのか、特に先発投手としてどんな投球をするのかが注目される。
そしてヤンキースを始めとしたメジャーから注目をされているということで、その道も見えてきている。慶大の選手は国内だけでない視線を持つ選手も少なくなく、広池投手も、すぐなのか将来なのかはわからないが、海外挑戦ということも考えているのは間違いないだろう。
【広池 浩成】 プロフィール
- 氏名: 広池浩成
- 所属: 慶應義塾大学(4年)
- 出身: 東京都(慶應高卒)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 183cm、85kg
- 主な特徴や実績: 最速153キロの直球と高い身体能力を誇る本格派右腕。父は元プロ野球選手で現西武球団本部長の広池浩司氏。慶應中等部、慶應高を経て慶大に進学。MLBヤンキースなど日米12球団以上のスカウトが注目する、2026年ドラフト1位候補。









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