早稲田大4冠ならず、巨人2位・重信慎之介選手、東北楽天3位・茂木栄五郎選手が飛び立つ

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春秋のリーグ制覇と大学野球選手権日本一をしている早稲田大ナインは、亜細亜大との延長14回の死闘を戦ったが、試合後には亜細亜大の選手による胴上げをみていた。

大竹耕太郎投手163球も

先発した2年生の大竹耕太郎投手は済々黌高校時代に甲子園で活躍し注目された投手で、早稲田大ではすでにエースとして1回戦の先発を任されている。この日の決勝のマウンドにも大竹投手が立ち、亜細亜大打線を次々と抑えていった。

しかし1-0で迎えた7回、1アウト2,3塁のピンチを迎えるとスクイズを外すために投げたカーブはバントの空振りを誘ったものの捕手も捕球ができず三塁ランナーがホームインで同点に追いつかれると、延長14回には2アウトから藤岡裕大投手に四球を与えて降板、継投した投手の暴投などによりその藤岡選手がホームインした。

それでも13回2/3を投げて6安打5奪三振で無四球、2失点に抑えたピッチングは東京六大学のエースの姿だった。成し遂げられなかった4冠に、「来年、再来年は絶対に達成したい」と大竹投手は力強く話した。

 

重信選手、茂木選手はプロへ

巨人からドラフト2位指名を受けた重信慎之介選手は、8回1アウトからセンター前ヒットで出塁すると、再三のけん制が来るなかで二盗をきめチャンスを広げて見せた。この日は5打数1安打だったが、チームを勝利に近づけるプレーを見せていた。

「悔しいです。ただ、ここまで来なければ悔しい思いはしないと思いますし7年間、早稲田で野球をやらせてもらい、人間的にもいろいろなことを教わった。」と話した。早稲田実業から早稲田大と7年間Wの帽子をかぶりプレーしてきた重信選手、来年からはYGの帽子で活躍を見せる。

東北楽天からドラフト3位指名を受けた茂木栄五郎選手は、8回に重信選手が作った1アウト1,2塁のチャンスで空振り三振、延長13回には四球を選ぶなどつなぐプレーを見せたが4打数ノーヒット2四球、優勝に手が届かなかった。

亜細亜大の胴上げを「悔しさと、何が足りなかったのかなと思いながらみていた」と話した茂木選手、「1年間戦える強い体を作って、1軍で試合に出られるような選手になりたい」と1年目から1年間レギュラーで出場することを目指す。

4番の丸子達也選手は4回に2試合連続となるホームランを放った。広陵高校では40本以上のホームランを放ち注目されたが大学に入ってからは活躍が見られていなかった。しかしこの春に高橋監督の目に留まると4番として活躍し首位打者を獲得、この秋はリーグ戦は調子は良くなかったものの、明治神宮大会で2本塁打と力を見せた。

来年からはJR東日本でプレーする。1年目から4番として活躍する姿が見られそうだ。2017年ドラフトで待っている。

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見せ場は作った。同点の8回1死から中前打で出塁。次打者の初球の前に2球、2球目の前に2球、けん制球がきたが、直後に楽々、二盗を決めた。得点にこそ結びつかなかったが、「無心でやっていました」と好スタートを切り、巨人・鈴木ばりの飛ぶようなスライディングを見せた。

歓喜の胴上げをする亜大の選手たちを、早大・茂木はベンチからじっとみつめた。「悔しさと、何が足りなかったのかなと思いながらみていた」と茂木。延長戦の熱戦を落とし、大学4冠(春秋リーグ戦、全日本大学野球選手権、明治神宮大会)を目前で逃した。

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