岡大海選手が3点タイムリー3ベースで勝利、山崎福也投手、山崎康晃投手も好投

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 日米大学野球は第2戦が行われ、7回まで0-0が続く投手戦となった。

 先制したのは日本、8回表に1アウト満塁の場面で、ドラフト上位候補の明大・岡大海選手の打席を迎える。岡選手は初球のツーシームをはじき返してセンターの頭を越える3ベースヒットを記録、3人の走者が生還した。

 岡選手は「ボールを動かしてくるあまり対戦した事の無いタイプの投手。余計な事は考えず、思い切っていけました」と話した。岡選手は投げても152km/hを記録するが、プロは特に打撃を評価している。しかし俊足がありながらも守備ではリーグ戦でもこの日もファーストを守り、その点が気になる所でもある。北海道日本ハムが高く評価をしており、上位での指名が予想される。

 投手では明大の3年生・山崎福也投手が先発すると、7四球を出しながらも要所を締めて7回まで無失点、しかし8回に2四球を許したところで亜大の3年生・山崎康晃投手にスイッチ、山崎投手はピンチをWプレーで切り抜けると、9回は147km/hの外角低めのストレートで見逃し三振を奪い、2投手で完封リレーを果たした。

  一撃で決めた。8回1死満塁。岡は甘く入ってきた初球ツーシームをはじき返した。中堅手の頭上を越える走者一掃の三塁打。「ボールを動かしてくる、あまり対戦したことのないタイプの投手。だから余計なことは考えず、思い切っていけました」と笑顔で振り返った。

 岡は投手としても最速152キロの剛腕。日本ハム・大谷ばりの二刀流で注目を集めるが、3月の米国遠征の練習中に右手薬指を骨折してからは打撃に専念していた。長打力なら大学NO1という評判通りの結果を残し、「(明大の後輩の)山崎が頑張っていたし、個人的にも早く一本欲しかった」と喜んだ。

 その山崎福は走者を背負いながらも、8回途中まで無失点で勝利に貢献。「絶対に負けたくない気持ちが強かった」と汗をぬぐった。投打がかみあっての勝利の中心には明大コンビがいた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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