横浜DeNA、ドラフト1位で即戦力投手指名も

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 横浜DeNAの池田球団社長はドラフト1位指名について、「まだ分かりません」と話し、即戦力投手の指名を否定しなかったとサンケイスポーツが報じている。

 池田社長はチームの状況を見て、「2桁勝てる投手がいればチームはだいぶ違う。松井君もその力があると思うけれど、まだ分かりません」と話し、JR東日本・吉田一将投手、東京ガス・石川歩投手が浮上してきたとしている。

 横浜DeNAは高田GMが松井裕樹投手について「ドラフト1位で指名する」と明言しており、地元の高校生でチームも必要としている左腕投手という事もあり、ドラフト1位指名は確実だと思う。ただし松井裕樹投手には指名重複が予想され、現在は外れ1位候補の絞り込みをしている状況で、社会人を中心とした即戦力投手の名前が出ているのだと思う。

 外れ1位候補では横浜DeNAの2軍を相手に好投を見せた東京ガス・石川歩投手、また左腕の横浜商大・岩貞祐太投手にも当初からドラフト1位の「12人に入ってくる」と球団内で評価しており、この二人からの指名となりそうだが、石川投手には巨人などが、また岩貞投手には広島などが評価を挙げている。

 松井裕樹投手の指名を明言した時期からは、チーム状況もドラフト会議の情勢も変わっている。昨年はドラフト1位で内野手の白崎浩之選手を指名し、今年はどうしても投手を1位で獲得したいチームにとって、外れ1位でリストアップした選手が他球団の評価が高くなっていくこの状況は迷いが生じるだろう。何が起こるかまだわからない。

DeNA、即戦力社会人をドラ1に指名も  - サンケイスポーツ:2013/10/17

 日本ハムは千葉・鎌ケ谷で栗山監督も出席してスカウト会議が行われた。

 指名選手は6、7人の予定で1位指名候補としては桐光学園・松井裕樹(17)、JR東日本・吉田一将(24)、九州共立大・大瀬良大地(22)の3投手のまま。いずれも即戦力として評価は高く、山田正雄GMは「まだこの時点では(1位)を確定しない」として、残り1週間で他球団の動向も見ながら決めていく。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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