帝京大・西村天裕投手が10回6安打完封、大産大・山本洋行投手が4勝目

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 春季大学リーグ、首都大学リーグでは帝京大3年の西村天裕投手が延長10回を投げて6安打完封勝利、また阪神大学リーグは大阪産業大の山本洋行投手が8回3安打1失点で4勝目を記録している。

延長10回

 首都大学リーグの帝京大vs東京経済大の試合は西村天裕投手と大川将史投手、両投手の延長10回1-0の投手戦となった。西村投手は150km/hを超す速球を投げ、来年のドラフト1位候補の右腕投手。この日は延長10回138球を投げて6安打完封勝利で実力を発揮した。

 対する東経大の大川将史投手は178cmの左腕投手、球速は140km/h前半だが大きなカーブが武器の好投手で今季は筑波大を完封している。この日も9回まで無失点と好投した。延長となった10回表に1失点し敗れたが、持ち前のコントロールがさえた。

 4年生でドラフト候補、制球力の良い左腕はプロでも活躍する事がある。球威ももう少しあれば良いが、変化球や牽制、それ以外の要素で評価されれば指名される可能性もある。

 

147km/hエース

 阪神大学リーグでは大阪産業大の山本洋行投手が甲南大戦で8回3安打1失点で、今季4勝目を挙げた。

 山本投手は175cmの右腕投手で、今季は開幕の天理戦で3安打12奪三振で完封勝利を挙げると、大体大1回戦では敗れたものの自己最速の147km/hを記録した。山本投手は「今春は直球のスピードが上がったこと、チェンジアップを試合の中で自信を持って投げられるようになったことで投球の幅が広がりました」と成長を実感している。

 4年生でこちらもドラフト候補、プロがどんな評価をするのか注目したい。

 

日大・戸根千明投手も完投

 東都大学2部では、巨人や阪神などが注目する日大・戸根千明投手が東農大戦で先発し、6安打4奪三振1四死球で1失点完投勝利した。173cmながら147km/hを投げるサウスポーとしてプロが注目する。ドラフト会議では指名があると見られる。

 

大産大・山本洋がトップ4勝目 阪神大学- ニッカンスポーツ・コム:2014/5/3

  大産大が甲南大に圧勝した。打線は14安打で10点。守ってはエース山本洋行(4年=神戸北)が8回を投げ、散発3安打で1失点(自責0)と好投した。

 4勝はリーグトップ。山本洋は「今春は直球のスピードが(143キロから147キロに)上がったこと、チェンジアップを試合の中で自信を持って投げられるようになったことで投球の幅が広がりました」と振り返った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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