早稲田大が初練習、6球団のスカウトがあいさつ

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 早稲田大が始動、今年の初練習を行い、巨人、横浜DeNA、阪神、中日など6球団のスカウトがあいさつに訪れた。

新チームに

 早稲田大は昨年までチームを引っ張った有原航平投手(北海道日本ハムドラフト1位)、中村奨吾選手(千葉ロッテドラフト1位)、小野田俊介選手、武藤風行選手などが抜け、監督も岡村監督が退任した。

 昨年夏に18Uの代表監督を務めた高橋広も含めて、新たなチーム作りがスタートする。サードを守っていた茂木栄五郎選手が、中村奨吾選手が守っていたセカンドにコンバートされ、また1年時に活躍しながらその後、故障などもあり調子を崩している吉永健太朗投手も、エースの背番号11獲得に向けて意欲を見せている。

 また高橋監督は今年入学してくる浦和学院の小島和哉投手について、「小島は場数を踏んでいて経験もある。良かったら使います。」と1年生にもチャンスを与える方針を示した。

 

6球団のスカウトが視察

 今年のドラフトでは、守備・打撃共に安定感がある茂木栄五郎選手、日大三で全国制覇、大学1年時も圧巻のピッチングを見せた吉永健太朗投手、リリーフでキレの良いストレートと変化球を投げる内田 聖人投手、高校時代に日本代表捕手を務めてプロから注目されていた道端 俊輔選手、外野手で昨秋に打率.404を記録した重信 慎之介選手など、有原投手のような派手さは無いものの、光る選手が揃っている。

 茂木選手はこの日、「プロの世界でやりたい」とプロ希望を口にした。吉永選手も以前よりプロ志望の意思を持っており、この日も有原投手に続いてのプロ入りについて「続けるように頑張りたい」と話した。これらの選手に注目しているプロ球団も多く、この日は、巨人、横浜DeNA、阪神、中日など6球団のスカウトが訪れたという。

 この春にどんな結果を残せるかで、ドラフト会議での注目度が変わってくる。活躍とドラフトでの指名を期待したい。

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

 昨年、未勝利に終わった吉永健太朗投手(3年)は復活を目指し「(11番を)狙いたい」と有原の後継エースに立候補。昨秋の首位打者・茂木栄五郎内野手(3年)は三塁から二塁に転向し「プロの世界でやりたい」と意気込んだ。

 復活を期す吉永も有原から後継者に指名され「続けるように頑張りたい」とエースが付ける背番号11の継承に意欲を見せた。この日は阪神、中日など6球団のスカウトが訪問し、金の卵に目を光らせた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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