東京ヤクルト、富士大・多和田真三郎投手が中心!

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 東京ヤクルトは今年のドラフト会議で、富士大の多和田真三郎投手のドラフト1位指名の可能性が高いようだ。

多和田が中心

 スポーツ報知によると、東京ヤクルトの鳥原チーフスカウトが、「ドラフトは多和田が中心になる。」と富士大の多和田真三郎投手を今年のドラフトで最も注目する選手であることを明らかにした。「球持ちが良く、手元で伸びる直球はトップクラス」と話し、評価が高い。

 多和田真三郎投手は181cmから最速151km/hの速球に多くの変化球を投げ、1年生の秋には明治神宮大会でノーヒットノーランを達成し、プロから注目されていた。リーグ戦では1年、2年時は1試合2ケタ奪三振で手のつけられない完封をしたかと思えば四死球から大量失点するケースも見られていたが、3年になり投球内容が安定し春・秋共にMVPを獲得、リーグ通算26勝7敗、防御率1.71の成績を残している。

 

即戦力右腕獲得目指す

 東京ヤクルトは投手陣の故障により、昨年も防御率4.62と12球団ワーストだった。2013年には大瀬良大地投手を外したものの杉浦稔大投手を獲得、また2014年のドラフトでは右腕の安楽智大投手を指名したものの獲得できず、左腕の竹下真吾投手を獲得している。

 竹下投手は左腕でリリーフとなりそうで、先発で即戦力の右腕投手が欲しいようだ。今年のドラフト候補で即戦力右腕でみると、他にはJR東日本の関谷亮太投手、仙台大の熊原健人投手などがいるものの、多和田真三郎投手が筆頭格となりそうだ。

 ただし東京ヤクルトは、故障から復活すれば由規投手や館山投手が、また新人王を獲得した小川泰弘投手に加え、杉浦稔大投手も昨シーズン前半は故障で戦列を離れたが終盤は素晴らしいピッチングで2勝を挙げている。石山泰稚投手の先発の可能性もある。

 そうなるとむしろ先発左腕投手の方が手薄に見える。まだ方針は決めていないが、駒大の今永昇太投手、明大の上原健太投手も候補に今年も即戦力投手を追っていく事となりそうだ。

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2015年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

 

 昨季のチーム防御率4・62は両リーグワーストで、投手力強化が最重要課題だが、沖縄出身のみちのくの怪腕をターゲットに捉えた。鳥原チーフスカウトは「ドラフトは多和田が中心になる。球持ちがよく、手元で伸びる直球はトップクラス」と評価した。

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