ホンダ・石橋良太投手に阪神、広島、ソフトバンクなど6球団スカウト注目

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 社会人野球の関東選抜リーグでは、ホンダの150km/h右腕・石橋良太投手が先発し、4回4安打1失点とまずまずの投球を見せた。この試合には6球団のスカウトが視察した。

実績十分、小さな大エース

 石橋良太投手は明徳義塾から拓殖大に進むと、172cmと小柄ながら最速150km/hを記録し、大エースとしてチームを支えていた。大学時代もプロから注目されたものの社会人のホンダに進むと、ホンダでも1年目から先発として活躍し、今年は東京スポニチ大会や先日の静岡大会でもエースとして活躍、静岡大会でチームを優勝に導き日本選手権出場を決めている。

 この日は先発して4回を投げて4安打を許して1失点、3奪三振という内容で、球速も144km/hだった。石橋投手は「前回の登板が悪かったので調整してきた。手ごたえはあった」と話した。石橋投手は4月10日の静岡大会準決勝で先発し、1失点したものの7回コールドで勝利していた。やや調子を落としているのかもしれないが、6月の都市対抗予選に向けて、再び状態を上げていく。

 

6球団スカウト視察

 この日は阪神、広島、福岡ソフトバンクなど6球団のスカウトが視察に訪れ、注目度の高さを伺わせた。各球団ともドラフト1位では将来のエースを見込める投手として、県岐阜商の高橋純平投手や仙台大の熊原健人投手などを狙うと思うが、2位3位あたりで1年目から勝ち星を挙げられそうな投手を確保しておきたいという思いもある。

 石橋投手は大学、社会人と安定した成績を残しており、プロのスカウトにとって押さえておきたい投手になるだろう。ただし多くの球団がそのように考えているならば、そこで競争心理が生まれ順位は上がっていきそうだ。

2015年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

 広島、ソフトバンクなど6球団のスカウトが視察する中、最速144キロを計測するなど3三振を奪い「カーブを交ぜたり緩急も使えたし、手応えはあった」と振り返った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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