福岡大・本多裕哉投手が完封、4戦負けなし

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 九州六大学リーグの春季リーグ戦も大詰めになってきた。福岡大vs九州国際大の試合は、初戦でプロ注目の福岡大・唐仁原志貴投手が4回5失点で敗れたものの、この日は本多裕哉投手が完封勝利を挙げ、福岡大が優勝争いに残った。

エースの不調をカバー

 福岡大は4年生になった唐仁原投手にエースの期待がかかっていたが、今季は絶不調の状態が続く。日曜日の九国大初戦でも4回5失点と乱調で今季は1勝2敗、「いろいろフォームを変えたりしている。納得行く投球はできていない」と話し、迷いに取り込まれてしまった状態となっているようだ。

 しかし、福岡大はリーグ屈指の強豪で選手層も厚い。同じく4年生の本多裕哉投手がこの日、5安打6奪三振で完封し、九国大の優勝の可能性を消した。本多投手は182cmのサイドハンド投手で、昨年秋に連続無失点を続けるなど27回1/3を投げて自責点は2、防御率0.66で3勝0敗と活躍を見せている。

 今年3月に三菱重工神戸・高砂の練習に参加して社会人の投球術を学び、今季はこの日の勝利で4勝0敗と、不調にエースを完全にカバーしている。球速こそまだまだだが、社会人などで結果を残し将来のプロ入りがあるかもしれない。

本多、完封 福岡大首位キープ 西日本スポーツ紙面 2015/5/20

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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