東海大・丸山泰資投手を中日が上位候補評価、8球団から調査書

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東海大の完全試合右腕・丸山泰資投手に8球団から調査書が届いており、ドラフト会議では上位指名の可能性もある。

151キロ右腕、3年春に完全試合

丸山投手は東邦高校出身で、3年春にエースになったものの甲子園にあと一歩届かなかった。東海大に進むと2年生の春にリーグ戦に登板し、3年生の春には日体大戦で完全試合を達成、球速も151キロを記録し、今年のドラフト1位候補の一人として注目冴れていた。

しかし今年の春に肩痛を発症するとリーグ戦でも球速も出ずに勝てない投球が続き、体重が8kgも減るなど苦しんだ。それでもチューブトレーニングなどで内側の筋肉を鍛えると体重も戻り、最近は再び先発として力のある球を投げられるようになり、「まだ完全には戻っていないけど、春と比べたら試合を作れている。」と復活に手ごたえを感じている。

ドラフト指名は

そんな丸山投手は、ドラフト1位指名の声は聞かれなくなったものの、中日・中田スカウト部長が「肩は問題ない。右の本格派で低めに強い球を投げられる。上位候補。」と話すなど評価は高く、8球団から調査書が届いているという。

「今の調子では1位どころか下位指名かも。でもプロに入って学べばもっと成長できると思う」と話し、現在の状態ではドラフトの指名順位は低くなるかもしれないが、社会人ではなくプロ志望を貫いた。「結果が出ていないので指名されるのかどうか」と不安を口にするも、「どこに入団しても自分の仕事をやり切れる投手になりたい」と話す。

東邦高校出身であり中日の指名が高いとみられるが、東海大と縁のある巨人やオリックスなどの指名もあるかもしれない。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

丸山泰資、強い球が低めにいく本格派 中日スポーツ紙面 2016/10/15
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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