オリックス・吉田正尚選手、千葉ロッテ・成田翔投手など2年目を迎える選手も大きく成長をしている。
他球団スコアラーも成長に困惑
オリックスの一昨年のドラフト1位・吉田選手は、昨年は前半は腰などの故障により離脱をしてしまったが、シーズン後半に1軍に昇格し10本塁打を放った。秋のウインターリーグでも活躍を見せ、今年は自信をもって2年目のキャンプに臨んでいる。
そしてこの日行われた紅白戦では4番レフトで出場すると、4回に左投手から130mの特大2ランホームランを放ち、見ている人を驚かせた。3ボールからのストライクを取る球を狙いすましての特大弾、「フルスイングしました。久しぶりの感じでした」と喜んだ。
この打球を見た東北楽天の関口スコアラーは「一発で仕留めている。どれだけ成長しているのか分からない」と話す。今年のホームラン王候補にのし上がってきているかもしれない吉田選手だが、「まだまだ。進化し切れていないんで」と話した。
甲子園のスターが成長
成田翔投手といえば秋田商の成田翔で甲子園でベスト8に進出し、イケメンとしても注目された。U18代表にも選出され、2015年のドラフト3位で千葉ロッテに指名された。
昨年は7月までに2軍で7試合に登板し成長を見せていたが、8月に左ひじの炎症で離脱した。しかしそれも現在は回復、現在は2軍キャンプにいるがこの日のシート打撃では打者5人に対してノーヒット4奪三振と圧巻ピッチングを見せた。
この投球を視察したオリックスの吉田スコアラーは「足の上げ方や間の取り方が楽天の松井裕樹のよう。高卒2年目で順調にきている。」と話すと、東北楽天の安田スコアラーも「角度のあるいい球を放る。制球がしっかりしていて、近いうちに出てきそう。」と話した。
夏の甲子園前まではプロ入りも考えていなかった成田投手だが、甲子園、U18代表、ドラフト3位指名、そしてキャンプでもアピールし、1軍への道をどんどん上っている。
他球団の007は震え上がった。開幕戦で当たる楽天・関口スコアラーは「一発で仕留めている。どれだけ成長しているのか分からない」と脅威を口にした。
ロッテ・成田が2軍キャンプで行われたシート打撃に登板。打者5人に対して無安打4三振を奪った。直球と縦に割れるスライダーもさえた。
コメント
※東北楽天の安田スコアラーも「角度のあるいい球を放る。制球がしっかりしていて、近いうちに出てきそう。」と話した。
170cmの成田に「角度のある」という評価を貰えたのはちょっと意外。
早く一軍で見たいな。