今日開幕・春季高校野球関東大会、清宮選手は前日練習で場外弾

高校野球ドラフトニュース2017年ドラフトニュース

本日開幕する春季高校野球関東大会、注目の早稲田実・清宮幸太郎選手は前日練習で、ひたちなか市民球場の場外に打ち込んだ。

早稲田実vs花咲徳栄

今大会は、注目されるドラフト候補が登場するが、中でも2日目のひたちなか市民球場の第1試合、早稲田実vs花咲徳栄の試合は注目される。

早稲田実はこの日、ひたちなか市民球場で1時間の練習を行ったが、高校通算93本塁打の清宮幸太郎選手が実戦を想定した打撃練習で3打席立つと、第2打席目にライト場外に消える推定飛距離120m弾を放った。また第3打席もライトポールをかすめて場外に消えるファウルを2本打ち、見ていた他校の生徒からどよめきが起こった。清宮選手は、「きょうみたいな打撃が理想」と理想的なスイングだったことを話し、調子は良いようだ。

またこの試合では、両チームとも2年生の4番・野村が注目される。早稲田実の野村大樹選手は既に高校通算34本塁打を記録、勝負強いバッティングやサードとしてのプレーも注目される。花咲徳栄の野村佑希選手は185cmのスラッガーで、スカウトからは「清宮の次」と言われる。高校通算は22本塁打。花咲徳栄は今年のドラフト候補・西川愛也選手が3番に入り、早稲田実と同じような打線を組む。

投手力は花咲徳栄の方が有力とみられる。エースの綱脇慧投手は1年時から好投を見せ、昨年のエースだった高橋昂也投手が不調時にはエースとして安定感を見せていた。最速は138キロともう少しだが、小学4年生の時に本村クラブでプレーした綱脇投手は、オール麻布にいた清宮選手と対戦し、打者清宮にはヒットを許したものの、投手清宮には投げ勝った事があるという。綱脇投手は「向こうがどんどん有名になった。対戦できるのは楽しみ」と話した。

また149キロの速球を投げる清水達也投手も控えており、早稲田実打線をどの程度抑えられるか、注目される。

春季高校野球関東大会の対戦カードと注目選手

春季高校野球関東大会の見どころ

実戦を想定した打撃練習の2打席目だった。完璧に捉えた打球は、両翼100メートル、中堅122メートルある、ひたちなか市民球場の右翼場外へ消えていった。3打席目にも右翼ポール際への場外ファウルが2本。スタンドの他校の選手からはどよめきが起こった。

小4時に少年野球で対戦経験があり、ヒットこそ打たれたが、投手・清宮には投げ勝った。「どんどん活躍して有名になったので、対戦できるのはうれしい。気持ちで負けないようにしたい」と再戦を心待ちにした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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