JR東日本が都市対抗出場!田嶋大樹投手が7回3安打1失点

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都市対抗野球東京2次予選の第3代表決定戦で、JR東日本がセガサミーを下し、本選出場を決定した。エースでプロ注目の田嶋大樹投手が7回コールドで完投勝利。

130キロ台と150キロと

152キロ左腕の田嶋大樹投手はこの日、序盤はストレートを130キロ台に抑え、140キロ後半の速球に狙いを定めていたセガサミー打線を翻弄した。しかし、徐々に「タイミングが合っている」と感じてくると今度は、150キロを記録する速球を投げた。

100キロ台のカーブに加え、ストレートでも20キロの球速差をつけ、7回を3安打1失点に抑え、チームも11点を奪ってコールドで勝利した。序盤に球速を抑えた事について田嶋投手は「体調に合わせ、僕自身も初めての投球スタイル。強弱をつけて投げました」と話した。

この都市対抗予選では5試合のうち4試合で田嶋投手が先発し、合わせて508球を投げている。堀井監督は「エースらしい働きをしてくれたと思う」と話した。

田嶋投手といえば佐野日大時代にセンバツで4試合を投げてベスト4に進出したものの、その投球の影響もあり、それ以降は各部の故障など痛みを発症した。この都市対抗は田嶋投手にとって社会人野球の集大成となるものだと思うが、疲労による影響が気にはなる。

都市対抗本選で社会人の有終の美を飾り、ドラフト1位競合クラスの投手として秋のドラフト会議を迎えたい。

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最速152キロ左腕が、進化を見せた。最速150キロの直球で押すだけでなく、100キロ台のスローカーブなど、緩急を使った新しい投球スタイルを披露。「全部を全力で投げることはないな、と。強弱をつけて、狙い球を絞らせないようにした」。

序盤は130キロ台で力を抜き「(打者が)タイミングが合ってる」と思った5回には150キロを投じた。「体調に合わせ、僕自身も初めての投球スタイル。強弱をつけて投げました」。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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