大会で苦しんだ二人、中村奨成選手と増田珠選手がプロで再会誓う

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U18W杯の戦いを終えた侍ジャパンU18代表、広陵の中村奨成選手は、プロ野球で増田珠選手と再会することを誓った。

今大会苦しんだ二人

広陵の中村奨成選手は夏の甲子園で大会新記録となる6本塁打を放ち、U18でも主軸と正捕手としての活躍を期待された。しかし守備では強肩も見せたが、リード面や守備の面で課題が見られ、後半はマスクを被ることなく指名打者となった。そしてその打撃でも南アフリカ戦でも4打数0安打に終わるなど悩み、コーチから試合中にも指導を受ける場面も見られた。

また増田選手も、クリンナップの後ろで打点を挙げる事、またチームを勢いづける活躍が期待されたが極度の打撃不振となり、1次ラウンドは4試合でヒットが無く、ようやく南アフリカ戦で1安打を放つも、スーパーラウンドでも代打で起用されるもヒットは出なかった。

この日の最終戦で増田選手は2本のヒットを打ち、中村選手もヒットを打って勝利に貢献した。それでも中村選手は「悔しかったですね。貢献できたのか、ハテナがつきます」と話し、悔しさを見せた。

二人は共にプロ志望を表明している。今大会の結果だけで判断されることはなく、増田選手は神奈川大会5本塁打、中村選手の夏の甲子園6本塁打の打撃に、共にチームに貢献できる守備があり、ドラフト会議では上位で消えることは間違いない。

中村選手は「もっと試合をやりたい、プレーしたいと思った。でも、珠もプロに行くので、また一緒にできるのかなと。この経験が生きるようにやっていきたいです」と話した。

秋のドラフト会議で二人が何位でどこに指名されるのか、同じチームになることもあるのか、注目したい。

侍ジャパンU18日本代表選手

「悔しかったですね。貢献できたのか、ハテナがつきます」と悔しさをにじませた。「もっと試合をやりたい、プレーしたいと思った。でも、珠(増田)もプロに行くので、また一緒にできるのかなと。この経験が生きるようにやっていきたいです」と話した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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