侍ジャパンU18代表が3位決定戦でカナダに快勝、三浦銀二投手が快投

増田珠, 三浦銀二

決勝進出はならなかった侍ジャパンU18代表だったが、3位決定戦ではスーパーラウンドで敗れていた地元カナダと対戦し、8-1で快勝して最終戦を飾った。

三浦銀二投手が意地のピッチング

この日は三浦銀二投手が圧巻投球を見せた。先発するとキレのあるストレートを中心にテンポよく投げて三振を奪っていく。スーパーラウンドでは徳山壮磨投手や川端健斗投手が攻略された相手に意地の投球を見せ、7回3安打12奪三振無失点の快投を見せた。

三浦投手はセンバツ大会や夏の福岡大会で好投を見せ、先発の一角として期待され代表入りをしていた。しかし、直前に行われた国内での練習試合で失点をし、小枝監督の先発の構想からは外されていた。そして大会でも1次ラウンドでは、実力に差のある南アフリカ戦に先発し、5回を3安打7奪三振無失点、投手陣の中で一番最後に登板をしていた。

その意地もあったと思う。スーパーラウンドでは田浦文丸投手や川端健斗投手などがフル回転で登板をする中、三浦投手の登板はなかった。そして決勝進出ができなくなり、この日の3位決定戦で先発に指名され快投を見せた。もし決勝に進出していたら、三浦投手の先発があったかはわからない。最後にU18代表としての素晴らしい投球を見せ、チームに銅メダルをもたらして有終の美を飾った。

相手のミスや四球に絡めて

この日、打線は8点を奪った。連打で相手投手を攻略してという事ではなく、9安打は散発、しかもすべてシングルヒットだった。しかし3回はヒット、相手のエラー、野選、四球で得点を奪い、その後のチャンスに清宮選手のタイムリーヒットが出た。4回もヒット3本の間に犠打や四球が絡み2点を奪った。

打線も、2番に伊藤選手、6番に捕手で中村選手、7番に井上選手、8番に増田選手、そして9番に小園選手が入り、当初構想をしていた打線に近い形となった。増田選手に2安打が生まれ、ようやく笑顔も見られた。

相手の7つの四死球や3つのエラーなどを絡め、効率よく得点を奪った侍ジャパン、当初期待された打線の形とは違っていたかもしれないが、最後に繋がりを見せた。

1右 藤原恭大  5-2 1打点
 中 丸山和郁  0-0 0打点
2左 伊藤康祐  3-1 0打点 1四球
3三 安田尚憲  3-1 1打点 2四球
4一 清宮幸太郎 4-1 1打点 1死球
5左 櫻井周斗  4-0 1打点
6捕 中村奨成  4-1 0打点 1四球
7二 井上大成  4-0 0打点
 二 西巻賢二  1-0 1打点
8中右増田珠   4-2 1打点 1四球
9遊 小園海斗  2-1 0打点 1四球
 遊 鯨井祥敬  0-0 0打点

三浦銀二 7回 3安打12奪三振 1四球 0失点
磯村峻平 1回 0安打 2奪三振 0四球 0失点
清水達也 1回 2安打 2奪三振 1四球 1失点

侍ジャパンの戦いは3位で終わった。高校通算111本塁打の清宮選手、夏の甲子園で6本塁打の中村選手をそろえても、打線はやはり水物だったといえる。次のU18ワールドカップに向けて、選手の選抜、チーム方針などを考えさせられる内容となった。また国際大会を考えると、夏の甲子園でホームランが量産されたことなども、考えなければならない点になる。

いずれにしても、U18代表選手は苦しい戦いだったかもしれないが、良く戦った。いずれも素晴らしい選手達だった。心から拍手を送り、おめでとうといいたい!

侍ジャパンU18日本代表選手


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