DeNA自由契約の小林寛投手がJFE西日本入り、元プロ選手が続々と社会人野球に

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プロ野球を自由契約となった選手の、社会人チーム入りが続く。横浜DeNAを自由契約になった小林寛投手が、来年からJFE西日本でプレーすることが分かった。

社会人野球へ

昨日、ロッテ戦力外の金森敬之投手がパナソニック入りと紹介したが、DeNA戦力外の元ドラフト1位・松本啓二朗選手がかずさマジックへなど、プロ野球を自由契約となった選手が、社会人チームに進んでいる。そして横浜DeNAを自由契約となった小林寛投手も、JFE西日本でプレーする。

小林投手は江の川高校から大阪学院大に進でリーグ戦35勝の活躍を見せ、2010年のドラフト4位で横浜ベイスターズに指名された。プロでは2013年に1軍で24試合に登板し2勝1敗の成績を残したが、2016年は1試合、2017年は3試合に登板に終わり、自由契約となった。

12球団合同トライアウトに参加し、現役続行を希望していたが、JFE西日本へ進む事となり、「ベイスターズファンの皆さんの声援は凄く印象に残っている。新天地での活躍が恩返しになると思って頑張ります」とコメントを出した。

社会人野球では、横浜・ソフトバンクでプレーした細山田武史捕手がトヨタ自動車に入り、今年の都市対抗でチーム初の優勝に大きく貢献した。また加賀美希昇投手がJR西日本で投げており、他にもかずさマジックの渡辺俊介投手などもいる。

元プロ野球選手が持つ技術や経験、そして能力の高さが社会人のチームに加わり、良い選手、素晴らしいチームになって欲しい。

社会人野球でプレーする元プロ野球選手(2016年春時点)

選手名 所属チーム プロチーム ドラフト
中田亮二 JR東海 中日 2009年ドラフト3位 亜細亜大
野原将志 三菱重工長崎 阪神  2006年高校生ドラフト1位 長崎日大
加治前竜一 三菱重工長崎 巨人  2007年大学社会人ドラフト4位 東海大
岸敬祐 三菱重工長崎 巨人・千葉ロッテ 2010年育成ドラフト2位 四国IL・愛媛
荻野忠寛 日立製作所 千葉ロッテ 2006年大学社会人ドラフト4位 日立製作所
山本淳 日立製作所 埼玉西武 2006年大学社会人ドラフト3位 TDK千曲川
川口盛外 王子 広島 2009年ドラフト6位 王子製紙(現王子)
佐藤二朗 ヤマハ 東京ヤクルト ブラジル
渡辺俊介 かずさマジック 千葉ロッテ 2000年ドラフト4位 新日鉄君津(現かずさマジック)
加賀美希昇 JR西日本 横浜DeNA 2010年ドラフト2位 法政大
日高亮 九州三菱自動車 ヤクルト、福岡ソフトバンク 2008年ドラフト4位 日本文理大付

2018年度-社会人のドラフト候補リスト

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 田中太一(巨人→セガサミー)もいますね