ロッテ戦力外の金森敬之投手がパナソニック入り

千葉ロッテ球団ニュース

今年、千葉ロッテを自由契約となった金森敬之投手が、パナソニックに進むことが分かった。

パナソニック創業100周年に優勝を

金森敬之投手は東海大菅生高校から、2003年のドラフト6位で北海道日本ハム入り、4年目の2007年に1軍初登板し4勝を挙げた。その後はリリーフ投手として登板したものの、2011年、2012年は1軍の登板が無く、2012年に戦力外となった。

2013年は四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツでプレーし、リリーフで35試合に登板した。そしてそのオフに12球団合同トライアウトに参加し、千葉ロッテの秋季キャンプの入団テストを経て育成選手として再びプロ野球に復帰した。2014年の6月に支配下登録されると1軍でリリーフとして登板したが、2016年には1軍登板は1試合となり、今年、戦力外通告を受けた。

32歳となった金森投手だがまだ現役を諦めず、12球団合同トライアウトに参加、1か月近くどこからも連絡がなかったものの、社会人の強豪・パナソニックから誘いを受け、入団する事になった。

パナソニックの梶原康司監督は、2000年にドラフト8位で阪神に入団したものの2004年に戦力外となり、そこでパナソニックに入ってから10年以上をプレーした選手で、梶原監督は「来年100周年を迎える。都市対抗を優勝するためにどうしても必要なんだ」と誘われたという。

パナソニックは大阪府枚方市にある。金森投手は藤井寺市出身で、中学時代は羽曳野市の全羽曳野ボーイズでダルビッシュ有投手の先輩だった。出身地の大阪で、地元の名門・パナソニックの都市対抗初優勝を目指す。

金森投手もプロ復帰はあきらめていないと思うが、パナソニックには吉川峻平投手、城間竜兵投手、鈴木佳佑投手、庄司力也投手、與座健人投手と若い素質を持った投手が多く、これらの選手にプロの経験を伝えてほしいという気持ちもある。

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パナソニックは都市対抗に51度出場している強豪だが、優勝はまだない。日本ハム、四国IL・愛媛、ロッテで経験を積んだ苦労人は「声を掛けてもらっただけでもありがたい。目標はただ一つ。都市対抗で優勝することだけ」と新天地での活躍を誓っている。

パナソニックの監督は梶原康司という人物が務めている。2000年ドラフト8位で阪神に入団し、2004年の退団後に松下電器(現パナソニック)でプレー。NPB退団選手としては初の都市対抗野球10年連続出場の表彰を受けた。

 その梶原と同部の北口正光部長が熱心に誘ってくれたのだ。

「来年(パナソニックは創業)100周年を迎える。都市対抗を優勝するためにどうしても必要なんだ」

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