侍ジャパン大学代表、松本航投手153キロ、甲斐野央投手154キロ、横浜DeNAスカウト絶賛

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侍ジャパン大学代表はこの日、東芝と練習試合を行い、7-5で勝利した。先発した日体大の松本航投手は3回を投げて3安打4奪三振無失点、最速153キロを記録した。

兵庫でチームメイト

日体大のドラフト1位候補・松本航投手は明石商業出身、また東洋大の甲斐野央投手は東洋大姫路出身で、ともに兵庫県出身、中学、高校時代は県の選抜でチームメイトだったという。中学時代、高校時代に侍ジャパンには選ばれておらず、侍ジャパンのユニフォームでプレーするのは今回が初めて。

そしてこの日、二人が登板する。東芝との試合で先発した松本投手はこの日、最速153キロを記録したストレートを軸に投球する。3回を投げて3回ともランナーを許したものの、2回2アウト満塁のピンチでもストレートでバットを折り、ピッチャーゴロで抑えるなど、ストレートにこだわった投球を見せた。3回を投げて3安打も4奪三振無失点、最速153キロの素晴らしい投球だった。

そして、この日もタイブレーク練習が行われ、10回ノーアウト1,2塁の場面で、甲斐野投手が登板する。初めての経験というタイブレークで、四球を与えて満塁としたものの、最速154キロの速球とスプリットで3つの空振り三振を奪い、無失点に抑えた。昨日はボールが滑ると話していたスプリットにも対応してみせ、社会人屈指の打線を相手にしなかった。

スカウトも絶賛

日米大学野球でも明治大の森下暢仁投手に続く2戦目の先発が予想される松本投手、本来なら初戦の先発なのだが、2戦目の後、優勝のかかった5戦目に登板する事も想定しての事だろう。背番号11を背負う日本のエースなのは間違いない。

この日は横浜DeNAの河原東日本統括グループリーダーが視察に訪れ、「ある程度狙ったところに投げられるしボールの強さがある。即戦力の評価。12人に入る投手だと思います」と話し、ドラフト1位に入ってくる投手と評価した。

生田監督は「こんなにいいチームはなかなか生まれないというぐらい、いいチームになっていると思う。必ず優勝できるという手応えを持って敵地に乗り込みます」と最高のチームができたことを喜んだ。特に投手陣は、史上最強という声もある。

アメリカの地でアメリカから優勝を奪うことができるか。楽しみにしたい。

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先発の松本はこの日最速153キロの直球を軸に3回を無失点で切り抜けた。二回2死満塁ではバットをへし折っての投ゴロでピンチを脱出。米国製のボールにも「指にかかっています」と対応している。

甲斐野が渡米前最後の実戦で、守護神定着を猛アピールした。29日のオープン戦に続き、投手陣唯一となる連投。延長十回から登板し、「初めて」という無死一、二塁からのタイブレークでも、この日最速の154キロ直球とスプリットを軸に3つのアウトを空振り三振で奪った。「ばっちりです」と世界の強打者に挑む準備を整えた。

視察したDeNA河原東日本統括グループリーダーは「ある程度狙ったところに投げられるしボールの強さがある。即戦力の評価。12人に入る投手だと思います」と話した。

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