慶応大・柳町達選手が2安打、100安打まであと3

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慶応大の柳町達選手が打率.545で東京六大学リーグトップを走っている。この日も2安打を記録し通算100安打まであと3本となった。

14本の壁も超えそう

慶応大・柳町達選手はこの日の東大戦で、5回2アウト満塁の場面でセンター前に2点タイムリーヒット、また8回にはレフト前にタイムリーヒットを放ち、4打数2安打3打点の活躍を見せた。これで今季は22打数12安打で打率.545、ドラフトイヤーとなった4年春にキャリアハイの成績を残している。

柳町選手はミスターコンスタントというくらい、毎年大体14本のヒットを打っていた。しかし打席は増えてもヒット数は変わらず打率は年々下がっていた。

シーズン 試合 打数 安打 本塁打 打点 四死球 打率
2016春 13 45 14 2 8 4 .311
2016秋 12 41 13 1 5 3 .317
2017春 14 55 16 1 9 9 .291
2017秋 13 49 14 1 8 10 .286
2018春 13 52 14 0 4 7 .269
2018秋 14 54 14 0 2 5 .259
2019春 6 22 12 1 7 6 .545
合計 85 318 97 6 43 44 .305

今年は3カード目の1戦目の時点で12安打を打っており、リーグ通算100安打を意識してヒットが出なくなったりという事も無きにしも非ずだが、おそらく14本の壁は突破しそうで、20本も超えてきそうだ。ホームランや打点でもキャリアハイを狙える。いろいろなプレッシャーがかかる4年春だったが、これだけの成績を残しているのは立派。

柳町選手は、「打率も目には入りますが、勝ちになる1本を打ちたい。」と話し、100安打について「早めに達成して、積み重ねていきたい」と話した。明治大の高山俊選手(2015年阪神ドラフト1位)の131安打を超えるためには、今シーズン中に110安打までは伸ばしておきたいところ。

ヒットをしっかりと打てるサード、または外野手ということで、打撃で苦しむチームは欲しい存在となりそうだ。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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