光泉のプロ注目・吉田力聖投手は近江を追い詰めた

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光泉のプロ注目右腕・吉田力聖投手が、滋賀大会決勝の近江戦で、8回1失点の好投を見せ、近江を追い詰めた。

立派な準優勝

近江は、昨年の甲子園でベスト8まで勝ち上がったものの、金足農にサヨナラの2ランスクイズを決められる痛恨の悔しさを味わった。そのころからプロのスカウトも評価をしていた2年生バッテリーの有馬諒捕手と林優樹投手は、その悔しさをバネに今年もさらに成長し、昨年秋は滋賀大会で優勝、今年春も滋賀を制すると、近畿大会で優勝をしていた。

そのチームに決勝で対戦したのは光泉、背番号10をつけるが、プロ注目の144キロ右腕・吉田力聖投手が先発をした。試合は7回まで0-0の投手戦が続く。お互いに意識しながら吉田投手、林投手が無失点を続けていった。そして8回、2アウト2塁の場面で痛烈な打球がショートを襲い、捕球できずにボールが転がる中、近江が先制をした。試合はそのまま1-0で王者・近江が優勝をした。

吉田投手は8回8安打5奪三振1失点、素晴らしい投球を見せたが、「相手の力が上でした」と、昨年夏を経験した近江の強さを認めた。

この夏、近江は甲子園でも強さを見せて勝ち上がるだろう。そしてもし、頂点を極めた時、おそらくこの光泉との試合が、一番近江が追い詰めらた試合となりそうだ。

吉田投手はプロ志望届を提出する予定で、この試合は大きな自信となることは間違いなく、次のステージではエースとしてチームを引っ張る存在になっているだろう。

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2回1死一、二塁で2者連続空振り三振を奪うなど、今秋ドラフト候補に挙がるプロ注目の実力を随所で見せた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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