中部学院大・伊藤健太投手に日本ハムなど5球団12人スカウト視察

大学野球ドラフトニュース2019年ドラフトニュース北海道日本ハムドラフトニュース

プロ志望届を提出した中部学院大の150キロ右腕・伊藤健太投手が、東海地区連盟岐阜リーグ戦に登板し、北海道日本ハムなど5球団12人のスカウトが視察に訪れた。

スカウトのスピードガンで150キロ記録

春のリーグ戦で4勝0敗、防御率0.62を記録した伊藤健太選手は、184cm84kgから150キロの速球を投げ、先日、プロ志望届を提出している。

今季はチームを優勝に導くために、昨年秋まで勤めていたリリーフとして登板をしているが、この日の岐阜協立大戦でも8回に登板し、2回1安打2奪三振で無失点に抑えた。球速は球場表示で146キロ、スカウトのスピードガンで150キロを記録した。

しかしこの日は球にコントロールも球速もバラつきがあり、「今日は全然ダメでした。調整の仕方が間違っていたし、気持ちの面でもある。直球で押そうという気持ちだけになっていた。」と話し、「自分の力不足です。何の手応えもない。プロに行きたいというのが恥ずかしいピッチング」と反省の言葉が次から次へと出ていた。試合後には、原克隆監督からも「覇気のないピッチングをするな」と厳しい指導をされていた。

スカウト注目

プロ志望届提出後初となる登板という事もあり、この日は5球団12人のスカウトが視察に訪れた。視察した北海道日本ハムの大渕隆スカウトディレクターは「落ち着いて投げていた。ボールも強いなと思います」と評価した。

力のある球を投げる伊藤投手の指名が注目される。

2019年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

「今日は全然ダメでした。自分の力不足です。何の手応えもない。プロに行きたいというのが恥ずかしいピッチング」と反省の弁ばかりが口をついた。原克隆監督も「ちょっと覇気がないピッチング。1人目の1球目からベストボールがいかないと、プロでは通用しない」と、厳しい口調で猛省を促した。

ネット裏には5球団12人のスカウトが陣取り、その投球を注視した。「プロに行くと言うのが恥ずかしい。何の手応えもありません」と伊藤。高い志を持って、残り1カ月での成長を誓った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント