大学野球、秋季リーグ戦の注目選手その5、東京六大学リーグの注目選手

秋の大学野球は、いよいよ大トリの東京六大学リーグが開幕する。ドラフト注目選手を紹介します。

明治大

森下暢仁投手は154キロの速球に大きなカーブなど多彩な変化球があり、その球も高いレベルの制球ができるところまで来ており、試合の支配力の高い投手となった。侍ジャパン大学代表でも3年時から先発の一角を務め、今年の日米大学野球では3試合に先発、初戦は5回2安打9奪三振、5戦目も5回1安打2奪三振無失点の投球を見せた。ドラフト会議では1位で複数球団が競合しそうだ。

また、伊勢大夢投手もサイドハンドから150キロの速球を投げる力がある。昨秋・今春と思うような投球が見られていないが、森下・伊勢の2枚看板がそろえられれば、明大は無敵だろう。他にも1番・添田真海選手、3番・内山竣選手、4番・北本一樹選手、5番・喜多真吾選手に、清水頌太選手や和田慎吾選手、捕手の西野真也選手、長江理貴投手など素質十分の選手がおり、4,5人はプロ志望届を出すのではないかと思う。プロの舞台、社会人の舞台でも活躍しそうな選手たちが大学最後の秋も優勝を目指す。

明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

慶応義塾大

既に5人がプロ志望届を提出している。その中で捕手の郡司裕也選手と外野手の柳町達選手は大学代表入りし、郡司選手は1試合2本塁打、柳町選手も3番・5番でしっかりと役割を果たしていた。ドラフト会議での指名が確実とみられる。中村健人選手は昨年秋に5本塁打を記録してブレークした。高い打率と共に昨秋14打点、今春15打点と抜群の勝負強さも発揮しており、外野手の候補として注目される。

投手ではエースで昨秋に6勝の高橋佑樹投手がプロ志望、投げる球は140キロ前後でプロというとやや物足りないが、気持ちの強さでここぞというときに素晴らしい球を投げる強さを持っている。また津留崎大成投手もプロ志望届を提出、力投型で力を込めた150キロの球に変化球も織り交ぜる器用さがある。

そして慶応大では153キロを記録した高橋亮吾投手が、おそらく最も球威が良いのだが、パイロット志望でこの秋で野球は卒業する見込み。野球ファンから見れば残念で、最後の投球を目に焼き付けたい。リリーフの石井雄也投手も最速は145キロながら、抜群の制球力と球のキレを持ち、上のステージでもやっていけそうだったが、プロ志望はしなかった。どんな活躍を見せどんな進路を決めるのか注目したい。

慶応義塾大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

早稲田大

既に4人がプロ志望届を提出した。加藤雅樹選手は早稲田実時代に清宮選手の2つ上で主将として4番・捕手として甲子園でも活躍を見せた。大学では1年春にリーグ戦に出場すると、2年生の春に4本塁打、打率.375でキャリアハイとなっている活躍を見せている。大学では外野手となり、その後やや成績が残せない時期が続いたが、今年春に3本塁打、打率.396で復調した。左打ちの外野手をプロがどのように評価するか注目したい。

小藤翼捕手も日大三時代に捕手の東京BIG3として注目された選手で、大学では1年秋に規定打席に到達し打率.325を記録した。その後はポジション争いも厳しくなり出場が少なくなっていたが今春に13試合に出場して再び規定打席に到達、打率も.308と悪くない数字を出している。監督の交代で起用されるようになったが、トータルで出ても捕手としても打撃でも結果を残すのではないかと思う。檜村篤史選手も木更津総合時代から180cmを超す大型ショートとして注目され、大学では2年生の春からほぼスタメン出場、ショートを守ってきた。長打力もある選手だが大学では通算4本のみ。それでも打率は3年秋、4年春に3割を超え、センスの良さを見せている。福岡高輝選手は川越東出身の内野手で3番サードで活躍し、3年春に打率.368を記録している。

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

立教大

下級生時代からチームを支えてきてリーグ優勝にも貢献したWエース・田中誠也投手と手塚周投手が大学最後のシーズンとなる。田中投手が小柄な左腕だがキレのある球で強打者から空振りを奪い続けた。手塚投手も148キロを記録するまで成長し力で抑えられる投手になった。

その二人をリードしてきた藤野隼大捕手は、2年春に4本塁打を打つと、その秋は打率.386を記録した。しかし、3年にはいってから打撃成績は下降気味で、昨秋と今春は打率1割台に低迷している。東海大の海野選手や東洋大の佐藤選手、慶応大の郡司選手などと共に大学の注目捕手に名前が挙げられていたが、最近は名前が挙がらなくなってきた。大学最後のシーズンに大きな活躍を見せ、次のステージに繋げたい。

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

法政大

5人がプロ志望届を提出している。宇草孔基選手は185cmの身長があり、高校時代から注目されていた50m5.8秒の足が魅力だが、大学では活躍は3年秋からと壁にぶつかっていた。しかし、タイミングの取り方を変えて一気にブレークし、リーグ戦でも大学代表でも目を惹く打撃、走塁を見せている。ドラフト会議では指名が確実なところに来ている選手だろう。

安本竜二選手は今春に6本塁打を放ち代表入りした。高校時代から走攻守に注目されていた選手だが、こちらも大学で壁にぶつかり、3年時まで11試合の出場しかなかった。今春にサードのレギュラーを取ると一気に才能が開花した。守備に課題も感じ、代表では壁もあったが、素質は高い。

福田光輝選手は大阪桐蔭時代からショートの守備に定評があり、大学でも2年時からほぼレギュラーとして守っている。今年春は打率.354に2本塁打を記録しこちらも上昇気配を見せている。船曳海選手は宇草選手と共に高校時代にU18代表入りした選手で182cmで足もある選手。ただし大学では規定打席に到達した2シーズンはそれぞれ打率.222と.158で、出塁する打席を増やしたい。内沢航大選手は195cmの大型右腕として高校時に注目されたが、大学では目立った投球はまだ見せられていない。素質は十分だが最後に結果が欲しい所。

法政大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

東京大

辻居新平選手はここまでリーグ通算3本のホームランを放っており、2シーズンで打率3割以上を記録している。プロのスカウトもかなり高い評価をしている選手で、他のチームでも主軸を打つくらいの力がある。進路が注目される。

東京大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価


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