慶応大・柳町達選手もドラフト後初の試合でホームラン

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17日のドラフト会議後初となる東京六大学の公式戦が行われ、ドラフト会議で指名された選手たちも出場した。福岡ソフトバンクからドラフト5位で指名を受けた慶応大の柳町達選手は、初回、第1打席でホームランを放ち、指名のお礼をした。

長打もあると見せられてよかった

この日の明治大戦で初回、横浜DeNAにドラフト3位で指名された伊勢大夢投手と対戦した柳町達選手は、初球の甘いチェンジアップを振り抜き、打球はライナーでバックスクリーンに飛び込み、先制の2ランホームランとなった。リーグ通算7本目となった。「初球からどんどん振っていこうと思った。安打が多いタイプだけど、長打もあると見せられてよかった」と話した。

5回にも伊勢投手の145キロのストレートをセンター前に運び、5打数2安打2打点の活躍を見せた。これでリーグ通算は109安打とした。伊勢投手から打ったことについて、「対戦していく投手でもあるので自信になる」と話した。

柳町選手はこの日もセンターで出場し、途中からレフトを守った。福岡ソフトバンクからは内野手として指名をされているが、「ソフトバンクは選手層が厚くて簡単には試合に出られない球団。」と話し、その分厚い選手層にドラフト5位からぶつかっていく。日本シリーズを戦っている末来のチームに「気にしてます」と話すものの、「残りの一試合一試合を全力で勝ちにいきたい」とチームの優勝、そして日本一に集中した。

今日は広島がドラフト1位で指名した森下暢仁投手が登板する可能性が高く、「対戦するのは最後。春にやられているので慶応としてリベンジしたい」と話した。

2019年ドラフト会議、指名選手一覧

 「初球からどんどん振っていこうと思った。安打が多いタイプだけど、長打もあると見せられてよかった」。六大学が誇る安打製造機。5回にも伊勢の145キロ直球を中前に運び、リーグ通算109安打に伸ばした。「(6月に)100安打してから何本打ったのか数えていない。優勝するために一打席一打席打つだけ」と冷静に振り返るが、以前から掲げる目標に前進した。慶大OB・高橋由伸氏(前巨人監督)の119安打まであと10安打。背中は見えている。

ソフトバンクが巨人と対戦する日本シリーズが開幕する。柳町は「もちろん見ます。層が厚いチームで、簡単に試合に出られないのは分かっています。福岡のファンの皆さんも温かいので、いい球団に指名していただきました」とソフトバンクへの思いを口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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