143キロ左腕、享栄・上田洸太朗投手に7球団14人スカウト視察「リストに入る」

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愛知の享栄はこの日、栄徳高校と練習試合を行い、183cmから最速143キロの速球を投げる上田洸太朗投手に、北海道日本ハム、東京ヤクルトなど7球団14人のスカウトが視察した。

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4回2安打2失点

上田洸太朗投手は、183cmの大型左腕投手で肩やひじの柔らかさがあり、最速143キロの伸びる球を投げ、今年3月に大阪桐蔭との練習試合で3安打完封のピッチングを見せて注目された。

この日の練習試合では、初回に先頭打者から連続四球を与えると、三振の振り逃げと犠牲フライで2点をうしなった。しかし、2回以降は粘りの投球を見せ、4回を投げて2安打2失点に抑えた。

この日は7球団14人のスカウトが視察をし、注目度の高さをうかがわせる。上田投手は、「自己採点は20点。球場で投げる感覚が戻っていない」と厳しい評価を示したものの、北海道日本ハムの大渕スカウト部長は「投げるセンスがある。もっといい投手だと思うし、きょうだけでも十分にいい投手。リストに入ってくる」と評価すると、東京ヤクルト・中西スカウトも「まだ実戦感覚が戻っていないようだが、柔らかさがあるし、手先も器用。将来性がある」と高く評価した。

チームは4月から活動自粛となり、上田投手は地元の高岡市へ戻ったが、その間もウェートトレーニングを重ね、「自粛前より、球の質は上がっていると思う」と話す。それでも「スカウトの方を意識する前に、やらないといけないことがある。見失わないようにしたい」と、まずは目の前の投球でしっかり押さえていく決意を示した。

上田投手は既にプロ志望を明らかにしている。柔らかさがあり、将来性を評価される上田投手、愛知の代替大会は7月4日からで、あまり時間はないが、最後の夏に急ピッチで実戦感覚を取り戻し、納得するピッチングを見せて、秋のドラフト会議に臨みたい。

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球場には、プロ7球団14人のスカウトが集結した。日本ハム・大渕スカウト部長は「投げるセンスがある。もっといい投手だと思うし、きょうだけでも十分にいい投手。リストに入ってくる」と評価。ヤクルト・中西スカウトも「まだ実戦感覚が戻っていないようだが、柔らかさがあるし、手先も器用。将来性がある」とうなずいた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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