190cm92kgの大型遊撃手・米子東の岡本大翔選手が高校通算26本目となるホームランを放ち、視察した千葉ロッテ、福岡ソフトバンクなど3球団のスカウトにアピールをした。
鳥取県高校野球大会
鳥取県高校野球大会が開幕し、米子東が米子高専と対戦した。190cm92kgの大型遊撃手・岡本大翔選手は、第1打席、第2打席は相手投手のカーブにタイミングが合わずに凡退したが、4回1アウト1,3塁で迎えた第3打席、フルカウントから狙っていたカーブを振りぬくと、打球は高々と舞い上がり、高い弧を描いてレフトスタンドに到達した。
「打った瞬間に入ったと思いました。思ったよりボールがこなくて前で泳がされた感じになりましたが、それでもホームランにできたのは良かったです」と話し、しっかりと対応して打てたホームランに自己評価をした。
この日は千葉ロッテ、福岡ソフトバンクなど3球団のスカウトが視察をしたが、福岡ソフトバンクの山崎賢一スカウトは、「相手投手に合わせてうまく対応していると思う」と話した。
岡本選手は大型選手だが、荒々しくフルスイングで豪快にホームランを打つタイプではなく、しっかりとミートしての当たりが目立ち、柔らかさも感じさせる。これだけの体がある長良、ショートでもダイビングキャッチからの安定した送球などができ、これまでとは違った大型遊撃手像を思い描ける選手だ。岡本選手も「逆方向に強い打球が打てて、いつも笑顔でチームの雰囲気を明るくされている」と話す坂本選手を目標としている。
米子東は県屈指の進学校で、「東高に来たなら進学の方がいいのか迷った時期もありましたが、監督や親に相談したら、自分がやりたいようにやったらいいと言われ、決めました」とプロ志望を明らかにしている。
昨年夏の甲子園で智弁和歌山戦で東妻純平選手のゴロを処理した際に左肩を脱臼し、その後も痛みが残り、昨年のドラフト会議の日に手術に踏み切った。今年のドラフト会議はほぼ確実に笑顔に溢れるの日となるだろう。

1、2打席目で相手先発のカーブにタイミングを外され凡打に倒れていたが、きっちり修正した。フルカウントから狙い澄ましたカーブを振り抜き、滞空時間の長い打球は大きく弧を描いて柵越え。ロッテなどプロ3球団のスカウトも視察する前での一発に「打った瞬間に入ったと思いました」と顔をほころばせ、ソフトバンクの山崎賢一スカウトも「相手投手に合わせてうまく対応していると思う」と評価した。
コメント