苫小牧中央の146キロ左腕・根本悠楓投手が初の南北海道大会進出

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苫小牧中央の146キロ左腕・根本悠楓投手が、苫小牧工を完封し、2試合連続完封で初の南北海道大会進出を決めた。

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9回に三者連続三振

根本悠楓投手はこの日、球速は140キロ前後に抑え、変化球を織り交ぜて投げた。それでも初回に三者連続三振でスタートすると、9回にも三者連続三振、ヒットは2安打のみ、四球も1つと完ぺきな内容で完封した。

2日前にも北海道栄戦で8奪三振で完封をしているが、中1日の登板に「少し肩周りに筋肉痛があったので、直球で押すよりも変化球とのコンビネーションを生かして投げた」と話した。これで今大会は3試合19回を投げて無失点、24奪三振を記録し、ドラフト上位候補としての力を存分に見せている。

北海道栄戦では10球団のスカウトが集まったが、この日は3球団5人のスカウトが視察し、千葉ロッテはスカウト部長が、北海道日本ハムはGM付き特命スカウトが視察をした。

千葉ロッテ・永野スカウト部長:「剛球タイプではないが、テーマを定め工夫して投げている。賢い」

北海道日本ハム・伊藤剛GM付特命スカウト:「球速以外の切れや制球も見られた。楽しみ」

根本投手はドラフト2位までには指名されることが予想され、この2球団の指名の可能性は高いものとみられる。

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10球団のスカウトが集まった24日の北海道栄戦に続き、この日もロッテなどプロ3球団5人のスカウトが視察。中1日での登板に「少し肩周りに筋肉痛があったので、直球で押すよりも変化球とのコンビネーションを生かして投げた」。最速は前回の145キロより遅い140キロ程度に抑え、変化球を巧みに織りまぜながら、打者を打ち取った。

今大会初戦から3試合で計19イニング連続無失点、24奪三振。直球主体で8奪三振完封勝利した北海道栄戦に続き、この日は変化球主体で2試合連続三塁を踏ませなかった。ロッテの永野吉成プロ・アマスカウト部長(52)は「剛球タイプではないが、テーマを定め工夫して投げている。賢い」。日本ハム伊藤剛GM付特命スカウト(43)は「球速以外の切れや制球も見られた。楽しみ」と、いずれも高い評価を口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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