大学NO.1右腕・山崎伊織投手はプロ志望せず、社会人で復活してプロ目指す

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今年のドラフト会議で、右腕ではNO.1と投手と注目されていた東海大の山崎伊織投手が、プロ志望届を提出せずに社会人に進むことが分かった。

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3月にトミー・ジョン手術

山崎伊織投手は、昨年は3年生ながら侍ジャパン大学代表の中継ぎのエースを務め、日米大学野球では3試合に登板し3回2安打5奪三振無失点の好投を見せていた。

最速153キロのストレートとカットボール、スライダーのキレが凄まじく、昨年のリーグ戦でも春に3勝1敗、秋は4勝0敗、43イニングで44奪三振、防御率0.20でリーグ1位の成績を残していた。

しかし、その秋に右ひじを痛めると、じん帯に損傷があることがわかり、当初は田中将大投手のように手術をせずにPRP注射で治療をしていた。しかし、今年3月下旬にトミー・ジョン手術を受けた。現状について安藤監督は「まだ投げていない」と、リハビリが続いているという。

今年の復帰が絶望的な状態で、進路について安藤監督は「じっくり治してから上を目指す判断をしました」とプロ志望届を出さずに社会人に進み、復活の登板ができてからプロ入りを目指す事を決めたという。

昨年秋の段階でも、おそらく森下投手と同じくらいの評価を受け、ドラフト1位指名されていたかもしれない。それくらいの投手だった。NO.1右腕がドラフト候補から消えてしまうのは非常に残念としか言いようがないが、まずは右ひじの回復をして、来年、社会人野球で3年時のストレート、変化球が見られることを期待したい。評価は特Aのままで復活の投球を待っている。

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安藤強監督(56)は「じっくり治してから上を目指す判断をしました」と説明した。昨年は大学日本代表入りし、故障がなければドラフト上位候補と目されていた。今後は社会人野球に進み、上のステージを目指していく。

昨秋に右肘を痛めてPRP注射で治療を進めていたが、今春までにトミー・ジョン手術。安藤強監督が「まだ投げていない」と説明したように復帰のメドは立っておらず、今後は社会人経由でプロ入りを目指す方針だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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