法政大の149キロ左腕・鈴木昭汰投手は、東大戦に先発し、7回2/3で3安打10奪三振1失点の好投を見せた。DeNAスカウトが評価している。
早川の次くらい
鈴木昭汰投手は、この日は初回の先頭打者に四球を与え、「調子はあまり良くなかった。」と話したが、「その分、粘り強い投球をしようと意識を変えました」と変化球とストレートのコンビネーションで「徐々に良くなっていきました」と話した。
ストレートは148キロを記録、高校時代は140キロ前後だった球が、調子が悪い中でも強さもしっかりと見せられる。そこに得意の緩急を織り交ぜ、大学でも好投が見せられるようになった。
この日は12球団のスカウトが視察をしていたが、横浜DeNAの八馬スカウトは「左では早川の次くらい。上位候補に入ってくる」と評価し、左腕投手では2番手の位置にいると評価した。
青木監督も鈴木投手について、「一番、肝が据わっている。第1球から100で投げられる。それがチームに勢いをつける」と話す。U15代表を経験し、高校野球でも常総学院で1年時から投げ続けており、実戦経験が非常に豊かだ。様々な状況を知っている、そしてそこでどのように投げれば良いかを理解しているという事は、プロ入り後も大きな強みとなるだろう。
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好投手がそろう中、青木久典監督(47)は「一番、肝が据わっている。第1球から100で投げられる。それがチームに勢いをつける」と、鈴木を開幕投手に指名した。期待に応えた鈴木は「法政はいい投手がたくさん。互いに高めあっています。開幕で投げたいと思ってました」と打ち明けた。
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