日体大の155キロ右腕・森博人がクレバーな脳と投球で7回1安打無失点、8球団視察

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この日開幕した首都大学リーグでは、日体大の155キロ右腕・森博人投手が武蔵大戦に先発し、7回1安打7奪三振無失点の投球を見せた。試合後には「調子は良くなかった」と話したが、「相手バッターを変化球で目線をかわした」とクレバーな受け答えを見せた。

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クレバーな投球

森博人投手はこの日は「調子が良くなかった。ブルペンから球もいっていなかった」と話した。試合でも球速は148キロを記録したものの、早いストレートに武蔵大打線のバッターがしっかりと合わせてきた。「自分の感覚ですが、相手バッターが真っすぐに嫌がっていないというか、練習試合でもこんなことはなかった」と話した。練習試合ではストレートで空振りを奪えるが、こんなことはなかったくらい、この日は調子が良くなかった。

しかし、その強い打球のほぼすべてがファウルになった。この日はゆったりとしたフォームから、得意の小さなカットボールと大きなカットボールの2種類を駆使し、「変化球で目線をかわした」と話し、「冷静に投げられた事が良かった」と話した。

古城監督も「普段ならあのカットボールで空振りを奪えるのですが」と話す。しかしストレートが良くなかった分、カットボールも合わせられ、粘られる場面も見られた。それでも、調子が悪かったものの7回1安打7奪三振無失点、155キロのストレートと、するどいカットボールでビシビシ投げる投球も見たかったが、この日の投球はこれで非常にクレバーな内容で、別の一面をしっかりと見せた。

クレバーな考え方

新型コロナウイルスの影響で試合や全体練習ができない最中、森投手は「体のメカニズムを、頭と体で理解する事」を務め、フォームを一から見直したという。

この日も、7回に突然3四死球でノーアウト満塁のピンチを背負った。味方内野手のファインプレーで無失点に切り抜け「感謝している」と話したが、「流れが悪い中で上と下のバランスが狂ったという感じ」としっかりと分析をしていた。この日は試合中にも、前半は体重が前に偏っていたのを中盤は若干修正したと話した。

しっかりとメカニズムが頭の中に入っていて、修正をすることができる。プロでも長いシーズンで調子は毎回違うと思うが、これができる投手はしっかりと勝てていけるし、故障をしたときにも原因を突き止め、故障をしにくい投球に変える事もできる。

森投手はワインドアップをしてから、ゆっくりと足を上げ、最後の急にピッチを代えて投げる。これは先輩の松本航投手もそうだったが、プロではそれを修正している。それについて聞かれると「それは理解しているが、今はこれで良くて、プロに入ったら修正して行きたい」と話した。すべてを理解した上で今のフォームで投げている。

最後に、松本投手や吉田投手などに追いついたところはあるか?と聞くと、「まだ追いついたと思う所はない。」と笑いながら話した。インタビューも柔和に質問を理解して自分の言葉で話すことができる。175cmと体も大きくなく、顔も色白で、桑田真澄投手を想像させた。

8球団が視察

この日は巨人、北海道日本ハムなど8球団のスカウトが視察に訪れた。

中日・米村チーフスカウト:「スピードが出るのは分かっている。きょうは長いイニングを投げたのを評価したい。12人に入ってくる」

広島・白武佳久スカウト部長:「制球がいいし、いろいろな球種で勝負できる。上体の強さは元横浜・佐々木主浩投手のようだ」

北海道日本ハム・坂本晃一スカウト:「今日は変化球をうまく使えていた。着実に成長している。体のバランスもいい。慎重に投げていて森君の良さが出ていた。確実に上位候補でしょう」

自分の中ではプロで長い間やれる投手だと確信するものがあった。ドラフト会議では、2位までの24人の中に入ってくると思うが、2位で獲得できた球団は、非常においしい指名となるのだろうと思う。

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昨年まではリリーフが多かった右腕の好投をスカウト陣も評価。中日の米村チーフスカウトは名古屋市港区出身の地元ドラフト候補を、「スピードが出るのは分かっている。きょうは長いイニングを投げたのを評価したい。12人(のドラフト1位)に入ってくる」と話した。

ドラフト1位候補の最速155キロ右腕・森博人投手(4年)は10球団スカウトが視察する前で先発し、7回を1安打無失点の好投。3四死球を与えたが、最速148キロの直球とカットボールを軸に7三振も奪った。同大出身で視察した広島・白武佳久スカウト部長は「制球がいいし、いろいろな球種で勝負できる。上体の強さは元横浜・佐々木主浩投手のようだ」と評した。

この試合はNPB8球団のスカウトが視察。日本ハムの坂本晃一スカウトは「今日は変化球をうまく使えていた。着実に成長している。体のバランスもいい。慎重に投げていて森君の良さが出ていた。確実に上位候補でしょう」と新たな一面に、高評価だった。

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