法政大の155キロ右腕・高田孝一投手が、東大との試合で7回10奪三振、1失点に抑える好投を見せた。
楽しみなパワー投手
高田孝一投手はこの日、初回からストレートを全開に投げ、カウント球も決め球のストレートを選択した。最速は152キロを記録し、7回6安打10奪三振1失点、ヒットは許したものの、138キロ前後の変化球とのコンビネーションで、圧倒するような内容だった。
高田投手は、「チームの流れを作れて、勝ちに導けたので良かった」と話し、内容についても「今日はストレートが良かった。あとは変化球の決め球を制球できれば」と話した。
視察した北海道日本ハムの大渕スカウト部長は「真っすぐが魅力」と話すと、横浜DeNAの八馬スカウトも「体も大きくなった。スタミナもある。楽しみなパワー投手」と評価した。
明治大の入江投手などと比べると、変化球がもう一つという所だが、リリースが前で切れて、低めに突き刺すストレートの力は十分。ただし、今年のドラフト候補で、同じような右のパワーピッチャーは上武大の佐藤蓮投手や筑波大の奈良木陸投手などもおり、実績で他の選手よりもリードするためには、この秋に東京六大学で大きく実績を作りたい。

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この日は最速151キロをマークした直球で圧倒した。今月3日、駒大とのオープン戦では自己最速の155キロを計測。視察した日本ハム・大渕隆スカウト部長は「真っすぐが魅力」と評価していた。
投打かみ合い連勝 デイリースポーツ紙面 2020/9/21
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