来年のドラフトの目玉、高知高の2年・森木大智投手が、明徳義塾を相手に素晴らしい投球を見せた。
151キロ連発
準決勝では登板せず、この日の明徳義塾戦に合わせてきた森木大智投手は、初回の初球に150キロを記録すると、2回には151キロを2度記録。その後も140キロ後半のストレートを投げ続けた。
しかし、明徳義塾の好左腕・代木大和投手も要所を抑える安定した投球を見せる。それでも森木投手は5回にスクイズで同点にされたものの、延長12回までこの1失点のみに抑えた。結局試合は12回1-1で日没のため引き分け、再試合となった。森木投手は170球を投げて7安打12奪三振1失点。代木投手も193球を投げて11安打12奪三振1失点だった。
この日視察した福岡ソフトバンクの山崎スカウトは「直球を投げようが変化球を投げようが余裕がある。ここから1年あるから非常に楽しみ。担当の中四国の中ではぶっちぎりのトップクラス。」と評価すると、横浜DeNAの吉見スカウトも「ストレートのラインがいい。持っているものは一級品」と評価した。
この日は疲労もあり試合後の森木投手への取材は行われなかった。再試合は13日に行われるが、森木投手が登板するか浜口監督は明言しなかった。
初回から大きなインパクトを与えた。初回に投じた第1球は150キロ。いきなりの大台にスタンドがどよめく。二回には自己最速タイとなる151キロを記録。県高野連関係者が「記憶にない」というほど集まった1678人の観衆を魅了した。NPBも3球団が視察に訪れ、DeNAの吉見スカウトは「ストレートのラインがいい。持っているものは一級品」と話した。
▽ソフトバンク山崎スカウト(森木について) 直球を投げようが変化球を投げようが余裕がある。ここから1年あるから非常に楽しみ。担当の中四国の中ではぶっちぎりのトップクラス。
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