東京ガスの147キロ左腕・高橋佑樹投手、ドラフト「ちょっと意識」

社会人野球ドラフトニュース2021年ドラフトニュース

東京ガスの147キロ左腕で、今年ドラフト指名が解禁となる高橋佑樹投手が、55球の投球練習を行った。

スポンサーリンク

2年前の思い

この日はラプソードで計測しながら55球を投げ、ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップなどの軌道などを1球ごとに確認した。

高橋佑樹投手は慶応大で3年生の秋に6勝1敗を記録、4年間で16勝4敗と高い勝率を残したエースだった。4年生の秋のプロ志望届を提出し指名を待ったものの、指名漏れとなり、非常に悔しい気持ちを見せていた。

東京ガスに進み2年目だが、今年から投手リーダーに指名され、「若手らしく、元気を出してやりたい。投手の力で勝てるようにしたい。」と話し、「ドラフトは、ちょっと意識はします。しっかり自覚を持ってやりますが、野球ができることが幸せです」と話した。

昨年はチームとして都市対抗本戦に出場することができず、JR東日本の補強選手として2回戦のHonda熊本戦で先発を任されたものの、4回0/3で4安打4失点で降板し、チームも敗れた。それでも「試合をつくれず責任を感じましたが、貴重な経験をさせていただきました。出場したことで、より一層チームで出場したいと強く思いました」と話した。

学生の時にくらべ、コメントがやわらかくなっている印象だが、昨年、都市対抗直前にJR東日本のオープン戦で合流していた高橋投手を見たが、大学時代の強気のピッチングに落ち着きもあり、JR東日本の投手陣を上回る安定感を見せていた。

プロへの気持ちはまだ強いのではないかと思う。今年は思い切り腕を振って、できれば150キロ台に乗せたい。故障も少なく、投げっぷりの良い左腕として、リリーフでも期待できるかもしれないと思っている。

2025年度-社会人投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します

今年から投手リーダーも任されており「若手らしく、元気を出してやりたい。投手の力で勝てるようにしたい。ドラフトは、ちょっと意識はします。しっかり自覚を持ってやりますが、野球ができることが幸せです」と笑顔だった。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント

  1. 今年がおそらくプロ入りのラストチャンス。そして、大学時代から公表してきているヤクルトの熱烈ファン。
    左腕は喉から手が出るほど欲しいから、なんとか頑張って指名を勝ち取って欲しい。