市和歌山、松川虎生選手が32号ホームラン、2年生・米田天翼投手が146キロ

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センバツに出場する市和歌山は向陽と練習試合を行い、ドラフト1位候補の小園健太投手が登板しなかったものの、2年生の米田天翼投手が好投した。松川虎生選手が通算32本塁打となるホームランを放った。

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主砲が満塁弾

この日の練習試合では、プロが注目する主砲・松川虎生選手が火を吹いた。初回1アウト2塁の場面で初球を右中間に運ぶタイムリー2ベースヒットを打つと、4回には1アウト満塁の場面で、インコース高めのストレートを振り抜き、打球はレフトフェンスを悠に越えていった。「内にくると思っていた。少し詰まりましたが、反応で回転して打てた」と話した。

また、この日は152キロ右腕の小園健太投手が登板しなかったが、4回から登板した2年生の米田天翼投手が自己最速タイの146キロを記録、6回を投げて1安打9奪三振無失点の好投を見せた。

米田投手は次世代のエース候補として期待されているが、昨秋は5試合に登板して防御率4.58と結果を残せなかった。しかしこの冬にフォームを修正し、小園投手からステップの位置をかえたらとアドバイスを受けると、最初はなじまなかったものの徐々に球威がアップ、さらに制球力も格段にアップしたという。この日も四球が1つだけと制球も良くなっていた。

センバツに向けて2番手投手の成長が課題だったが、それもクリアされそうだ。小園投手、米田投手の2枚と、それを受ける松川選手の強力バッテリーで日本一を目指す。

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 初回1死二塁、初球の直球を右中間に運ぶ先制二塁打を放ち、チームを勢い付けると、パワーを見せつけたのは4回だ。1死満塁、内角高め直球を狙い澄まして叩いた打球は軽々と左翼フェンスを超えた。「内にくると思っていた。少し詰まりましたが、反応で回転して打てた」と手応えは十分だった。

「小園効果」で確かな成長を遂げた。4回から2番手として登板した市和歌山・米田天翼(つばさ)投手(1年)が6イニングを1安打無失点、9奪三振と好投。自己最速タイの146キロも計測し「テンポよく投げて、流れを作れるように直球中心で行った」と振り返った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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