春季大阪大会準決勝では、大阪桐蔭が関大北陽に12-2で6回コールド勝利、154キロ右腕・関戸康介投手がセンバツ以来、初めてとなる登板をした。
1回無失点
点差を10点に広げた6回、154キロ右腕の関戸康介投手が登板した。
センバツでは所詮の智弁学園戦で登板したものの、1回1/3を投げて3四球、4暴投で3失点と大乱調だった。その後、思い詰めるほどの精神状態だったというが、池田主将などが「自信なさげで不安そうに周りが感じていたようです。そこからしっかり前を向いてやるようにと。」と励まし、前を向けるようになった。
調整を重ねリリースが安定すると、この日も1回を投げて無失点。3人めの打者には3ボールまで行ったものの、空振りで三振を奪った。
センバツで背番号1をつけた大型左腕・松浦慶斗投手は現在、走り込みなどミニキャンプのような感じで大会メンバーから外れており、関戸投手が背番号1をつけている。西谷監督も「しっかり投げたと思います」とこの日の投球を評価した。
今日は近畿大会出場をかけ、近大付との決勝戦を戦う。関戸投手の力を見せられるか注目したい。
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今春センバツの初戦、智弁学園戦ではリリーフで1イニング3分の1を投げて3四球、4暴投の3失点と大乱調だった。思い詰めるほど責任感を覚えるなか、中堅手の池田陵真主将(3年)らが「自信なさげで不安そうに周りが感じていたようです。そこからしっかり前を向いてやるように、と。春の悔しさを持って上(上級生)の人間がやらないと下はついてこない、チームのために前を向いてやるようにと言ってくれました」
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