兵庫の強豪・滝川二が初戦で雲雀丘学園に勝利した。左右のエース・加藤洸稀投手と中井駿輔選手がそれぞれ登板した。
3球団視察
最速141キロの速球を投げる左腕の加藤洸稀投手が先発すると、初回に連続四球を与えたものの、その後は138キロの速球でランナーを許さず、3回をノーヒット4奪三振無失点に抑えた。「力で抑えるよりは、球数を少なくするのが課題だった。2、3回はできた」と話した。
また4回から登板した143キロの速球を投げる右の中井駿輔投手も、4回2安打5奪三振無失点と好投し、完封リレーで7回コールド7-0で勝利した。
この日は3球団のスカウトが視察し、巨人の岸スカウトが加藤投手について、「フォームのバランスがいいし、スライダーがキレる。直球の質、制球力もいい。器用なタイプで将来性がある」と評価した。
勝ち上がった滝川二の左右の看板投手に注目したい。
2025年度-高校生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
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夏の高校野球・兵庫大会(2021)の注目選手:ドラフト注目度B
夏の高校野球・兵庫大会、140キロ中盤を記録しプロのスカウトも注目する投手が比較的多いものの、昨年の中森、来田選手のようにドラフト上位での指名が予想されるような投手がおらず、ドラフト注目度はB。
視察した3球団のスカウトをうならせた。滝川二の加藤は初回、連続四球を与えたものの、その後は最速138キロの直球を中心に9人連続で打ち取り、3回を無安打無失点4奪三振に封じた。MAX141キロ左腕は「力で抑えるよりは、球数を少なくするのが課題だった。2、3回はできた」と35球で中井にバトンを託した。
巨人の岸スカウトは「フォームのバランスがいいし、スライダーがキレる。直球の質、制球力もいい。器用なタイプで将来性がある」と評価した。4回から登板した最速143キロ右腕の中井も4回を2安打無失点5奪三振と好投した。
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