高校野球富山大会では、新川高校で145キロの速球を投げる久保田治也投手が8回11奪三振無失点の投球を見せた。北海道日本ハムのスカウトが評価している。
則本タイプ
新川の久保田治也投手は、178cmの右腕投手で、6月の練習試合で最速145キロを記録し、富山屈指の速球派投手と注目されている。
この日の高岡南戦で先発すると、初回は3三振、2回も2三振を奪い、3回から7回まではノーヒットに抑えるなど安定した投球を見せた。
8回に1アウト満塁のピンチを背負ったものの、「空を見上げて、気持ちを切り替えました」と集中し、三振とセンターフライに仕留めて無失点で切り抜けた。8回を投げて4安打11奪三振無失点の好投だった。
この日は北海道日本ハムの熊崎スカウトが視察し、「則本昂大タイプ。まだ、荒削りなフォームだが、体全体を使えている。体が成長し、トレーニングを続ければ、NPBで投げる可能性もある」と評価した。
3回戦は優勝候補の富山商が相手となる。「どこが相手でも、やる事は変わりません。150キロ出したいです」と話した。
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内角も強気に攻めながら、3~7回は無安打に抑えた。8回は1死満塁のピンチを迎えたが「空を見上げて、気持ちを切り替えました」。低めにボールを集め、空振り三振と中飛に仕留めて切り抜けた。ネット裏で視察していた日本ハムの熊崎誠也スカウトは「(楽天の)則本昂大タイプ。まだ、荒削りなフォームだが、体全体を使えている。体が成長し、トレーニングを続ければ、NPBで投げる可能性もある」と、その将来性に期待した。
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