東都リーグ2部では、東洋大の羽田野温生投手が9回から6番手で登板すると、最速152キロの速球を投げ込み空振り三振で締めた。
汎愛高校で注目
羽田野温生投手は188cm90kgの大型右腕投手で、汎愛高時代も147キロの速球を投げ、プロが注目していた。この日は1イニング18球を投げて150キロを連発、最後の打者には152キロの速球で空振り三振を奪ってノーヒット無失点に抑えた。
大学では今年春の練習で150キロを記録すると、この秋のリーグ戦で最速156キロを記録し、急激に球が速くなった理由について「筋力トレーニングです。出力を上げるために、下半身中心でやりました」と話した。
この日で今年のすべての公式戦が終了した。来年はドラフト候補として注目される年となるが、「大学在学中に160キロを目指したいです。もちろん、プロを目指してずっとやってます。春、秋と結果を残して、そこにつながればいい」と話した。
東洋大は現在東都リーグの2部で戦っているが、まずは来春に1部に昇格し、秋に1部で160キロの球を投げ込んでドラフト上位指名を狙いたい。そのために、さらに長いイニングを投げられるように、「自分の持ち味は真っすぐですが、制球と変化球の精度を伸ばしたいです。中でもスプリットを磨いていきたいです」と話した。
今年の成長のが著しい右腕、来年も同じ位のペースで成長をみせたい。

今秋リーグ戦では10月14日に行われた拓大戦で自己最速を4キロ更新する156キロをマーク。「春から秋にかけて下半身中心に鍛えてきた。質量があがったからかな」とうなずいた。次なる目標は夢の大台で「大学中には160キロにいきたい。持ち味は真っすぐで、球速は速ければ速いほどいいと思う」と理想像を語った。
順調に球速を伸ばしてきた。高校時代の最速は147キロ。今春に練習で150キロの大台に乗せると、今秋リーグ戦で156キロに更新。春から秋にかけた球速アップのカギは「筋力トレーニングです。出力を上げるために、下半身中心でやりました」と、188センチ、90キロの右腕は、背筋を伸ばして答えた。


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