夏の甲子園でベスト4に進出した聖光学院、捕手の山浅龍之介選手が中日にドラフト4位で指名されたが、佐山未来投手、赤堀颯選手、安田淳平選手もそれぞれ東京六大学、東都の大学に進む。
神宮を舞台に
エースの佐山未来投手は立教大に進学する。9月17日の東京六大学、立大vs法大の試合を観戦し、「楽天のドラフト1位の荘司投手をはじめ、投手陣のレベルが高い」と立教大投手陣に感じた。しかし、その試合で2本のホームランを浴び、「レベルが高い投手陣が相手でも、それを打ち崩す打力がある。投打ともにレベルの高いリーグだと思いました」と東京六大学のレベルの高さを感じた。
そして立教大に進むことを決めた。立教大には仙台育英の144キロ左腕・斎藤蓉投手も入学するが、「斎藤とは中学3年の全国大会でも一度対戦経験がある。その時は自分が勝った。高校では自分が負けて、大学で同じチーム。少し運命みたいなものも感じる」と話し、二人で成長していくことを誓った。
内野手として攻守に注目された赤堀颯選手は、国学院大に進む。「内野の守備力に磨きをかけたい。国学院の内野のレベルは頭が1つ抜けていると感じます」と話し、内野手として成長できる環境として選択した。山浅選手がプロ入りし、「自分も負けないように、彼らのところまで上り詰めたいと思います」と4年後のプロ入りを目指す。
外野手の安田淳平選手は中央大に進学する。選んだ理由としては、「大学選びをしているときにたまたま入れ替え戦を見た。サヨナラ勝ちで残留を決めた選手たちの姿がアツくてかっこよかった。自分も一緒になってやりたいと思いました」と話し、「一段と厳しいリーグだと思う」と、戦国東都のチームを選んだ。「東都で力不足を痛感すると思う。でも、その壁を乗り越えられるという自信がある。最後まで食らいつきたい」と話す。
そして安田選手も4年後のプロ入りを目指す。「目標を口にし、突っ走っていれば、そこに近づくことができると分かった」と話し、「絶対に負けたくない」とライバルとなる赤堀選手や、プロに入った山浅選手を意識して、東都で成長を誓う。



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