関東地区大学野球選手権が開幕し、東北楽天にドラフト1位で指名された桐蔭横浜大の古謝樹投手が国際武道大戦に先発したものの、6回途中8失点と本来の投球ができなかった。
プロへの課題
大学野球の最後を明治神宮大会で終えるため、古謝樹投手は気持ちを込めて登板したものの、初回にストレートとボールがハッキリとしており、3安打5四死球と乱調で6失点した。
2回からは変化球中心の組み立てに変えると安定し、2回から5回までは無失点に抑える。しかし6回にランナーを出した所で交代して後続が2失点、5回1/3を投げて7安打8失点という内容が大学最後の投球となってしまった。
「自分が2試合投げきって明治神宮大会に連れて行きたいという思いが先走った」と話し、「あそこで自分が野手に声かけとかをするべきだった。1人相撲というか自分で抑えようと思った結果がフォアボールとかに繋がってしまった」と反省した。
ドラフト1位で指名した東北楽天は、担当の部坂スカウトが視察をしたが、「最初はストライクがはっきりして、真っ直ぐがいきすぎたのかなと思った。でも、途中からまとめ出したのでそこがいつものピッチングだと思った」と変わらぬ評価をし、「自分で調子が悪い時にどうするかを勉強してしてほしい。次のステージに行っても勉強。田中や岸とかに上手く教えてもらいながらやってくれたら」と、プロでは不調時の投球をどのようにするかを課題とした。
大学で成長し、ドラフト1位で指名される投手になった。この日の投球に古謝投手は、「今日の試合でまだまだプロのスタート地点にも立てていないと思った。ここから投球面やスタミナでは成長できるとプラスに捉えて、勝てるピッチャーになりたい」と話し、また一から見つめ直し、スタートをし直す投球となる。





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