侍ジャパン日本代表の選手が発表され、大学生4選手がメンバー入りした。4選手は今年のドラフト1位候補として注目される。
夏には大学代表入りも
明治大・宗山塁内野手、関西大・金丸夢斗投手、愛知工業大・中村優斗投手、青山学院大・西川史礁外野手が侍ジャパントップチームメンバー入りした。
中村投手は「本当なのかなと驚きがあって、だんだんと実感が湧いてきた。大変光栄」と話し、「大学生が選ばれた中に入れたのは非常にうれしいし、4人の中でも一番目立ちたい」と話した。176cmと体は大きくないが、昨年12月の合宿では全ての球が150キロ以上を記録し、最速158キロも記録した。「小柄でも速いストレートを投げられるところを見せたい」と話した。
金丸投手は「びっくりしていますが、選ばれたからは、しっかりと自分を出す。いろんな人に自分の投球を見せつけられたらなと思います」と話し、他の3人について「負けないように頑張りたい。同級生として意識している存在ではあるので」と話した。
代表ではオリックスの宮城投手などプロで活躍する左腕投手と一緒になる。「一緒に野球できるとは思ってもいなかった。いろんな選手とコミュニケーションを取って、少しでも自分のためになればいいなと思います」と話した。
宗山選手は「プロの第一線で戦っている選手のプレーを間近で見られる。盗めるところは盗んで、吸収していきたい」と話した。代表ではWBCでも活躍した源田選手や広島の小園選手、阪神の中野選手など、錚々たる遊撃手のメンバーが集まる。特に源田選手について、「打球まで入っていくのに無駄がない。うまい選手の特徴ですが、難しいバウンドでも簡単そうに何げなくさばく」と話し、「この段階で一緒にプレーできることはなかなかない。吸収しつつ、自分のいいところを見てもらえたら」と成長につなげる。
西川選手は「選出していただきとてもうれしく思います。必死に頑張りたい。持ち味の力強いスイングと長打力、そして肩の強さを見ていただきたい」と話し、「プロ選手の方から守備、打撃、走塁など多くのことを教えていただきたい」とこちらも成長につなげるとした。
この4選手とも既に今年のドラフト会議での1位指名は有力視されているが、この代表での活躍、アピール、そしてここで経験したことをベースにリーグ戦で更に成長した姿を見せることができれば、秋は多くの注目の中でドラフト会議を迎える事になる。












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