大阪ガス・高波寛生選手がセンターオーバーの二塁打、「打撃フォームを見直して」

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社会人野球のJABA京都大会では、大阪ガスが東京ガスに大逆転勝利した。8番ショートで出場した高波寛生選手が反撃の勢いをつけた。

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打撃を調整

188cmの大型遊撃手として注目される大阪ガスの高波寛生選手、3月に行われた東京スポニチ大会ではショートとして軽快な守備を見せていたものの、打撃では9打数ノーヒットに終わり、「プロっていうのが頭の中でずっとちらついているような感じがあって、焦って調整してしまった」と反省をしていた。

そこから打撃フォームの見直しに取り組み、徐々に調子が上がっているという。この日の東京ガス戦では8番ショートで出場すると、0-4と劣勢の8回に1アウト1塁の場面でセンターオーバーの2塁打を放ってチャンスを広げて後続の内野ゴロで1点を奪った。「チームが4点取られた後、落ち込んでいた状態だったので、なんとしても塁に出て、自分の姿勢で勢いづけたいと思った」と二塁へのヘッドスライディングでチームを煽った。

9回には先頭打者の死球から5連打で4点を奪って5-4と大逆転をした。高波選手には代打が送られてしまい「去年の選手権の決勝で左のサイドから打ったので、ここは任せてもらえるかなと思ったけど。自分の力がないなと感じました」と悔しさを見せた。

「チームの勝利が一番。自分の結果にとらわれずに、チームの雰囲気や状態をあげていけるような選手になりたい」と話す高波選手、ここから都市対抗本戦までの第1ラウンドと、秋のドラフト前の試合の第2ラウンドで、特に打撃で大きなアピールを見せたい所だ。それを成し遂げた時に秋のドラフト会議での指名が待っている。

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【社会人野球】大阪ガス、プロ注目の高波寛生遊撃手は3打数1安打 東京ガスにサヨナラ勝ち  - スポーツ報知
JABA京都大会が開幕し、大阪ガスが東京ガスにサヨナラ勝ちを収めた。1―4の9回1死一塁から、4連続安打で同点に追いつくと、なお1死一、三塁。代打・野口海音が左前へサヨナラ打を放ち、試合を決めた。
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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