高校、大学で149キロ左腕として注目されていた大石晨慈投手が、社会人2年目の今年に「プロに行きたい」と強い気持ちで素晴らしい投球を見せた。
「今年は自分が投げて勝ちたい」
矢場とんブースターズと対戦した東邦ガスは、大学卒2年目の左腕・大石晨慈投手が先発すると、8回1アウトまでノーヒットの圧倒的な投球を見せる。安打を許したものの9回を2安打で完封し、その力を見せつけた。
昨年、チームは7年連続の本戦出場を逃したが、1年目だった大石投手は登板が少なく、「今年は自分が投げて勝ちたい」と意気込みを見せる。冬にはトレーニングにより体重が5kg増えて95kgとなり、出力と球のキレがアップした。
この日も5回にエラーで出塁したランナーが3塁まで進んだが、自己最速を1キロ更新する150キロを記録して空振り三振を奪った。150キロの表示に「二度見しました」と話したが、宇津野監督も「期待通りの投球をしてくれた。信頼できる投手がそろってきた」と話す。
大学でプロ志望届を提出したものの指名漏れをしていた。今年は「プロに行きたい。結果を残してアピールするためにも本戦に出たい」と話す大石投手。まずは150キロの大台に乗り、これから本戦に向けてさらに出力を見せてゆきたい。パワーだけじゃない左腕投手だけに、その内容も注目される。
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